『Koding』はいま最も進化の速い、最注目のクラウドIDEです。 エディタの使い勝手が良く、いちばん「素直」なクラウド型開発環境と言えます。
『Koding』の特徴
『Cloud9』『Nitrous』『Codenvy』がeclipseなら、『Koding』はAtomに近い操作感です。 つまり、UIが一番モダンです。
エディタの使い勝手の良さが特筆すべき点になります。 幾つかのショートカットキーを変更するだけで、基本的な動きがAtomと遜色なくなります。
使い方
GitHubでログインするとVMが立ち上がり、すぐ使えます。 Chrome機能拡張もあります。
素のUbuntu14.2です。railsとかは入ってません。 apt-getで必要なパッケージをインストールして使います。
Webアプリは"/Web"フォルダ以下に作成するとプレビューできます。
キーバインドの変更
右下のキーボードアイコンから、ショートカットキーが変更できます。
自分は「File file by name」をCtrl+P、「Close Tab」をCtrl+Wに割り当てています。 こういうキーは、普通にブラウザから開くと正しく動作しません。 Chrome機能拡張か、Chromeの「ウィンドウから開く」からサイトを開くと使えました。
残念ですが「File file by name」、ちょっと遅いです。
常時起動は有料
IDEを閉じてしばらくすると、自動でシャットダウンします。 常時起動が必要なら月$9.95〜です。
まとめ
使っていて、惜しいと思っているのはターミナルの使い勝手です。 ウィンドウをアクティブにした時、ターミナルにフォーカスが戻らなかったり、端末によってはいくつかのキーが正しく動かなかったりします。
ほか、英語キーボードだとCtrl+Spaceが、日本語変換とエディタの入力補完がバッティングします。
そうした細かい点を除いたすべてが良好です。 自分は今やKodingしか使っていません。