土鍋の作り方
土は土鍋専用のものをつかいます。今回は赤土をえらびました。
適当なおおきさの本体とフタをろくろでつくって、後から取っ手とツマミを取り付けます。 ふだん3合用の土鍋をつかっているので一人用サイズにしました。
左右同じ持ち手をバランス良く作るのは難しいので、ここはちゃんと測るようにします。
ふつう土鍋の蓋はつまみの部分は逆さにしても安定するよう、高台を逆さまにした形になっていたり、しゃもじを置けるよう割れていたりします(写真は長谷園「かまどさん」)。
機能的な用件を満たすと同じような形になるので、せっかくなので市販では絶対手に入らない見た目を優先した猫のかたちのツマミを取り付けました。
フタに穴を開けるのを忘れないようにしましょう!
釉薬をかけおわったら、湯直しをていねいにします。
完成
キッチンに置くと見栄えします。
ごはんの炊き方
1合あたり200ccの水に20分つけおきます。
つけ時間を待てないときは、水でなくお湯につけます。
炊き時間は1合なら11分、2合で12分、3合で13分が目安です。 火加減は釉薬がかかっている部分に火があたらない程度です。
火を止めたあとは20分間蒸らして完成です。
土鍋の洗い方
土鍋に水がしみたまま火にかけると割れる恐れがあるので、洗う時は水に長時間つけておいたりせず、表面を中性洗剤で洗って、逆さにして底面をしっかり乾かします。
まとめ
美味しいお米を食べるなら電気炊飯器よりガス炊飯がオススメです。
やる前は難しそうに思えますが、土鍋で炊くようになってから一度も失敗はありません。 なれると手間も感じなくなります。
土鍋は料理している姿が絵になるので、ふだんひとりで卓上コンロでナベをつつくもよし、ハレのひのおもてなし料理をいれるもよし、調理中のキッチンから人目に触れる食卓まで大活躍します。
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