12インチMacBook、MacBook Air、MacBook Pro、MacBook Pro 15といったMacBookシリーズの違いを比較。各おすすめモデルと選び方を紹介します(価格/仕様は2018年11月時点のものです)。
目次
- 目次
- MacBook Airの違いを比較
- MacBook Pro 13の違いを比較
- MacBook Pro 15の違いを比較
- MacBook 12の違いを比較
- MacBook比較まとめ
- MacBook関連おすすめ記事
MacBook Airの違いを比較
MacBook Airの良いところ
小さすぎず重すぎず。不満の少ないスタンダードなノートパソコン
12インチのMacBookほど華奢で小さすぎず、MacBook Pro 13より軽く薄く、お求めやすい価格帯。性能もちょうどMacBook12インチと一番安いMacBook Pro 13の中間に当たります。
1番お求めやすい価格のMacBook
そもそもMacBookシリーズ自体が安くないんですが、”あくまでMacBookの中では”エントリーモデルに位置づけらるモデルです。
バッテリー持続時間・持ちが良い
他のMacBookやiPadのバッテリー持続時間(ワイヤレスでインターネット閲覧時)は仕様上10時間前後ですが、省電力CPUを採用したMacBook Airは12時間のバッテリー持続時間を謳っています。
優れた楔(くさび)形のボディ形状
MacBook Airの特徴である手前のパームレスト部分が低い”楔形”のボディは、タイピング時に傾斜ができてキーボードを打ちやすい特徴を備えています。手に持って運ぶ時もホールドしやすく、程よく重さが分散されるのでスペック上の数値よりも手にした時に軽く感じます。一度Macbook Airを使ってしまうと、MacBook Proのデザインが野暮ったく見えてしまいます。
指紋認証機能「Touch ID」搭載
iPhoneやiPadなどのスマホやタブレットでは当たりどころか顔認証に取って代わられている最中の指紋認証機能「Touch ID」をMacBook Airは標準搭載。 12インチのMacBookや、MacBook Pro 13の廉価モデルはTouch ID非搭載です。
2018年11月新発売の最新型MacBook
MacBookはとりあえず一番最近発売された新型MacBookということもあって、毎年新機種が現れては消える情報家電の中にあって、今、買おうというときに安心感のある最新モデルです。
MacBook Airの良くないところ
CPUをアップグレードできない
ストレージのSSDこそ選択肢が用意されていますが、MacBook Airの性能はデュアルコアのCore i5 CPUと8Gメモリ一択。性能を優先するならMacBook Pro 13がおすすめです。
MacBook Airはこんな人にオススメ
ノートパソコンに、時間のかかる高度で複雑な処理を求めない、一般ユーザーの方であれば「とりあえずコレ」という、MacBookの中で一番ベーシックなモデル。 15万円前後で一番オーソドックスなMacノートパソコンを買うならMacBook AirかMacBook Pro 13の2択になります。
再廉価モデル同士を比較した場合、もう1万円プラスでMacBook Pro13にも手が届く微妙な位置ですが、その場合はMacBook Airの指紋認証機能のTouch IDをとるかMacBook Pro 13性能をとるかの選択を迫られます。自分なら我慢できなくはない性能差なので、MacBook Airを買うかな……と思うんですが、そこは人によると思います。
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MacBook Pro 13の違いを比較
MacBook Pro 13の良いところ
アップグレードのオプションが豊富で好きなようにカスタマイズできる
タッチバー付きのMacBook Proは標準でクアッドコアのIntel Core i5 CPUを採用(タッチバー無しはデュアルコア)。「プロ」の名にふさわしいハイパフォーマンスモデルです。
USB-C(Thunderbold兼用)端子の数が多く、拡張性が高い
最近のプロが打ち出した最も大きな転換点として「MacがeGPU(外付けのグラフィックボード)に対応したこと」点が挙げられます。
この恩恵を一番受けるモデルがもともと内蔵の独立GPUをオプションに持たなかったMacBook Pro 13で、eGPUと組み合わせればポータブルでハイパフォーマンスな理想のMacOSワークステーションが組めることになります。
1台の高性能なマシンを自宅や職場においては大画面モニターやUSB周辺機器につなげて使い、外出時にはそれらを外して持ち運ぶこともできる最強のラップトップです。 1本のケーブルで給電・充電も通信もできるUSB-Cならではの使い方が生きるモデルです。
MacBook Pro 13の良くないところ
指紋認証機能「Touch ID」が「Touch Bar」と抱き合わせ販売
MacBook Pro 13の最も安いモデルは一見コスパに優れたモデルですが、CPUがデュアルコアで指紋認証機能が付いていません。下のモデルを買うならMacBook Airも狙い目です。
タッチバー付きの上位モデルはクアッドコアCPUを採用していて、基本的な処理性能が違います。 しかしMacBook Proのタッチバーは賛否両論で、せっかくお金を出して購入したのに「むしろ使いにくい」という人もいます。かく言う自分もそうで、カスタマイズしてスクリーンショットボタンと音声入力ボタンがタッチバー上に配置できることに気づいてからはそこそこ気に入っています。
MacBook Pro 13はこんな人におすすめ
カスタマイズや使い方次第で変幻自在の「プロフェッショナル向けのモデル」。 一番安いモデルでも十分な性能で、今まで足りなかったグラフィック性能は外付けのGPUボックスで補完できます。
自分はソフトウェアのエンジニアとして、MacBook Pro 13をiOSアプリ開発に長年利用。信頼の定番モデルです。 matagotch.hatenablog.com www.apple.com
MacBook Pro 15の違いを比較
[写真:www.apple.com/jp/]
MacBook Pro 15の良いところ
大画面
MacBook Pro 15はMacBookシリーズの中でも最大の液晶画面サイズを誇るモデル。 3DCGやCAD、ビデオ編集などのグラフィック用途に最適なラップトップです。
独立したGPUを内蔵したハイエンドモデル
MacBookシリーズの中で唯一、内蔵の独立GPUを搭載しています。グラフィック関係のお仕事をしている方や、機械学習などの計算時間を早めたい計算科学系の研究者、MacBookでもちょっとしたゲームが遊びたい方にはMacBook Pro 15一択です。
MacBook Pro 15のの良くないところ
値段が高い
デメリットというより当然の話なんですが、MacBookシリーズの中でも最もハイエンドモデルということで、お値段もそれなりになります。しかし、徐々に値上がりが進むアップル製品の中にあってまだ、性能や品質に対してコスパはそれほど悪くない感じもします。
MacBook Pro 15はこんな人にオススメ
プロのデザイナーやエンジニアの方に利用者の多いハイエンドモデルです。 www.apple.com
MacBook 12の違いを比較
[写真:www.apple.com/jp/]
MacBook 12インチの良いところ
薄くて軽いフルスペックのMacOS搭載ノートPC
キーボードカバー付きのiPad Proに匹敵する重量とサイズ感でありながら、汎用性の高いMacOSが動きます。
小さいボディにフルサイズのキーボード
12インチのMacBookは小型軽量の汎用PCでありながら、キーボードに対する一切の妥協を許さなかった、Windowsも含めたあらゆるノートパソコンの中でも特異なモデルです。
MacBook 12インチの良くないところ
基本性能が低い
MacBook 12のエントリーモデルは1.2GHzのデュアルコアIntel Core m3を搭載。CPUはオプションでアップグレードもできますが、最高のCore i7にしてもデュアルコアどまりで、MacBook Proの一番安いモデルよりも性能が劣ります。
値段が高い
MacBook 12の基本性能の低さにも関係して、性能と予算の配分が悩ましいモデル。MacBook Airと違うメリットとして、CPUとメモリのアップグレードオプションが豊富なのでお金をかければそこそこ処理速度を上げることができます。
USB端子の数が少ない
MacBookが搭載するUSB端子は充電と通信が兼用。(外付けのハブを介さなければ)充電中はUSB周辺機器が使えません。
画面が小さい
あえて12インチのMacBookを選ぶ人は気にしないと思いますが、画面が小さいです。 12インチ画面が小さすぎると感じる方には、13インチのMacBook Airがお勧めです。
古い
2018年にMacBook Airが新登場したことで、人気のiPadシリーズにおけるiPad miniのような長年放置される位置づけになるのでは……と危惧される絶滅危惧種モデルです。
MacBook 12インチはこんな人にオススメ
12インチのMacBookは「最小限の面積で妥協のないキーボードを備えた極限のラップトップ」。
ライターやブロガーなど文字入力を中心とした作業が多く、カバンをできるだけ軽くしたい腰の軽いノマドワーカーに最適のモデルです。
予算を制限しなければCPUとメモリを大幅にアップグレードすることができるので、ITベンチャー企業のWeb制作・Web系エンジニアでも利用している人を見かけるノートパソコンです。
MacBookはおろか、あらゆるノートパソコンの中でも最軽量の部類に入る12インチのMacBook。コンピュータの主な用途が文章執筆の方であれば、12インチのMacBookか専用のタイプカバーをつけたiPad Pro 11 / 10.5にするかか迷うとおもいます。 www.apple.com
MacBook比較まとめ
MacBookのざっとした比較とおすすめモデルの紹介記事でした。最後までお読みいただきありがとうございます!
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