アマゾンのセールで衝動買いしたきり放置していた2万円強で購入できる破格の10インチAndroidタブレット「MediaPad T2 10.0 pro」の評価です。
目次
仕様
10.1インチの視野角の広いIPS液晶、解像度1920x1200、重量は495gです。 Huawei独自のUIとアプリがインストールされています。
開封、外観チェック
MediaPad T2 10.0 proのボディはプラスチック製ですが、一見すると金属性と見間違うような感じでそれほど安っぽくありません(高級感もありませんが)。
前面にはブランドロゴもなく、無駄な装飾を廃したシンプルなデザインに好感が持てます。
背面も樹脂製です。
つかってみた。マンガ・雑誌など電子書籍の見え方チェック
MediaPad T2 10.0 proはGoogle Playに対応しているのでAbemaTVにTVer、Hulu、Netflix、Amazonプライムビデオといった動画サービスが楽しめます。
横長液晶なのでビデオ再生時は余白が少なく、良い感じに視聴できます。 ただし、液晶の画質は最高ですが音が良くないのが気になります。 音声が聞き取りづらいので、動画をながら見してると耳が疲れます。
Kindleとかの電子書籍は上下(見開きなら左右)の帯が少し気になりますが、雑誌など写真メディア満載のコンテンツを大いに楽しめます。
dマガジンもヌルヌル・サクサク。
マンガとかなら見開きでもいい感じです。
格安タブレットとはいえ、今や単純な機能面や性能に問題はありません。
縦横比の異なる、MediaPad T2 10.0 proとiPad miniを見開きで並べてみました。
上がMediaPad T2 10.0 proですが、左右の余白が大きくて、意外と表示領域はiPad miniと変わらない感じになります。
縦1ページで表示。割りと余白が少なく、大画面が生かせています。
どんな人にオススメ?他機種と比較
個人的には電子書籍が目的なら、ちょうど値段も下がったことですし画面の縦横比率が4:3のiPadをおすすめします。 iPadならアプリやコンテンツもタブレット向けに最適化されたものがたくさんあります。対するAndroidタブレットはスマホのオマケのような扱いです。
10インチのタブレットだからといって、単純に5インチのスマホの4倍の情報量が得られるわけではありません。最近のアプリやWebサイトなどのコンテンツはスモールスクリーンに最適化されているので、むしろタブレットの方が余計な情報が表示されるだけだったり、読書やWebブラウズ用途だと10インチは微妙な感じがします。
動画が目的なら小型テレビとFireTV stickのセットもオススメです。 動画は映像よりも音声の方が重要だったりするので、ネット動画がメインの方は「MediaPad T2 10」のスピーカーに満足できないかもしれません。
上記をふまえても携帯性やコスパを最重要視するならMediaPad T2 10.0はイケてます。 音が気に入らなければ、Bluetoothスピーカーを別に用意すれば済みますし。
風呂用テレビが存在するくらいなので防水仕様のタブレットも需要ありそうですが、ソニーのXperiaや富士通のArrowsなど日本メーカー製品しか選択肢がないのでお値段高めになってしまいます。
まとめ的な感想
元祖10インチタブレットを久しぶりに使ってみた感じ、コンテンツがモバイル端末に最適化されている今となっては、10インチタブレットでやることが無いな……と思いました。
ただし、あくまで自分にとって使い道がなかっただけで世間の評判は極めて良好。 珍しい10インチ大で2万円前後の格安タブレットなので文句のつけようもありません。 マンガ用など、用途が明快であればコスパ最高。これ以上ないオトクなお買い物です。