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ポメラDM200で自動校正する方法

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ソフトウェアの開発現場では、新しく書かれたコードは自動的にテストされて、問題がなければ公開、というフローになっています。ポメラDM200の執筆環境にもこの自動テスト環境を導入してみました。

目次

使用方法

ポメラDM200から、"blog"をファイル名に含む文書を自分宛てにメールを送ると、自動で校正チェックされ、校正の指摘結果がメールで送られてきます。校正を指摘された数が少なければブログに投稿、指摘数が多ければ投稿を中止します。

設定方法

前回の記事「ポメラからブログに投稿する方法」につづいてGoogle Apps Scriptをつかいます。

前回のぶんも合わせてコードがだいぶ長くなったので、今回はライブラリとして公開しました。 ライブラリにすることで、すべてのコードを書く必要がなくなります。


前回記事を参考に新規スクリプトを作成。 メニュー「リソース>ライブラリ>ライブラリを検索」から「MEIbvWqFNXX124bMhZWd-R955ueH–ymm」と入力してライブラリを登録します。「選択」ボタンを押して「PomeraUtilities」があらわれたら最新のバージョンを選んで保存します。中身はGitHub上にアップしたPomeraUtilities.gasから確認できます。

var options = {
  username:     'はてなブログのユーザー名',
  usermail:     'メールアドレス',
  label:        '[blog]',
  apiKey:       'はてなブログのAPIキー',
  rootEndPoint: 'はてなブログのルートエンドポイント',
  postAddress:  '投稿用メールアドレス',
  ignoreKouseiTypes: '',
}

// 校正の指摘数がallowedKouseiCount以下なら投稿する
var allowedKouseiCount = 10;

function checkMailAndPost() {
  var blog = new PomeraUtilities.Blog(options);

  // メールがなければ終了
  if(!blog.checkMail()) return;
  
  // 元のメールをアーカイブ
  blog.moveMailToArchive();

  if(blog.fetchKousei().kouseiCount() < allowedKouseiCount) {
    // 校正の指摘数が少なければ投稿する
    blog.postOrUpdate().sendMeKouseiResult('「{SUBJECT}」を投稿しました。');
  }else{
    // 校正の指摘数が多ければ投稿しない
    blog.sendMeKouseiResult('[校正]{COUNT}件の指摘が見つかったので投稿しませんでした。');
  }  
}

ライブラリの登録が終わったら、上のコードをコピペして前回記事を参考にoptionsを設定します。 しきい値(allowedKouseiCount)を変えることで、校正の指摘数が少なければ投稿、エラーが多ければ投稿しない、というふうに処理を分けています。

var options = {
  usermail:     'メールアドレス',
  label:        '[blog]',
  ignoreKouseiTypes: '',
}

function checkMailAndPost() {
  var blog = new PomeraUtilities.Blog(options);
  if(!blog.checkMail()) return;
  blog.moveMailToArchive();
  blog.fetchKousei().sendMeKouseiResult('[校正支援]{COUNT}件の指摘');
}

校正機能だけなら上のコードだけでOKです。

ポメラからメールを送ると校正結果が送られてきます。 無駄な指摘が多い場合はignoreKouseiTypesで無視する種類を設定可能。カンマ区切りで複数の条件を指定できます。

(設定例)

ignoreKouseiTypes: '用字,助詞不足の可能性あり'

動作に問題がなければ定期的に実行するよう設定して完了です。

注意事項

  • はてなブログ以外に投稿する場合はpostOrUpdate()をpost()に変更してください。
  • アーカイブではなくゴミ箱に入れる場合は、moveMailToArchiveをmoveMailToTrashに書き換えてください。
  • Yahooのテキスト解析:校正支援サービスを利用しています。

まとめ

テレビドラマの「校閲ガール」を見ていて思いつきました。校閲部ってビッグデータの宝庫ですね。 年をとると目の疲れがツラく、自動化の波に助けられています。