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寿司ストライカー [Switch版] レビュー。単純で奥が深い、爽快!対戦パズルゲーム

任天堂からスイッチと3DSで発売中の対戦パズルゲーム『超回転 寿司ストライカー The Way of Sushido』のプレイ感想、評価レビューです。

www.nintendo.co.jp

遊んでみた感想

超回転 寿司ストライカー The Way of Sushido 紹介映像
『寿司ストライカー』基本的にはパズドラなど「マッチ3パズル」と呼ばれるジャンルのゲームとおなじ、3つ以上の同じ色の寿司皿をつなげて攻撃するシステム。


同じ「寿司ネタ」ではなく、「同じ皿の色」でつなげます。 同色の皿を食べるのが『寿司ストライカー』界のマナーらしく(笑)、3色以上のお皿を指(もしくはAボタン)でつなげて離すと、主人公ムサシが寿司を食べます。


残ったお皿がプレイヤーの手前に残り、積み重なったお皿をスワイプ(またはXボタン)して敵を攻撃するバトルシステム(笑)。 皿をぶつけて、相手のHPを0にした方が勝ち、というのが基本ルールです。

スプラトゥーンで言うと「イカが墨を塗り合うゲーム」みたいに、ちゃんと”ゲームシステム”と”世界観”が結びついているの任天堂らしさ。従来のパズルゲームではなんとなく落ちてきていたブロックとか宝石が、『寿司ストライカー』ではちゃんと”寿司レーン”に乗って流れてくる”お寿司”。


そこがまさしく『寿司ストライカー』の面白さになっていて、交互に逆方向に向かって流れる「寿司レーン」上を高速に流れてくる、言わば”動くお寿司”をジグザグに繋いでいかなければならず、パズルゲームとしてはかなりアクション性が高い、息をつく暇がまったくないバトルゲームに仕上がっています。


一度にたくさんの寿司を食べると、ワイルドカード的な何色の皿ともマッチする皿が出たりして、要するに一度にたくさん繋げた方が有利にゲームを進められます。


中央の寿司レーンは、主人公と対戦相手が奪い合いが繰り広げられる”共通レーン”。取った方が試合を有利にすすめられる、特殊な効果を持ったカプセルが流れたりもするところに、対戦ゲーム色があらわれています(実際の回転寿司店でも見られる光景。笑)。

実際の対戦では勝つために寿司レーンだけでなく、自分と相手のHPを横目に、積み重ねたお皿の管理をする必要があり、パズルと言うより対戦格闘ゲームをプレイしているような錯覚に陥ります。


”スシガミ”と呼ばれる、ポケモンとか妖怪的なのを3匹つれていくことができ、バトル中にゲージがたまると「皿を全部同色にする」とか「HPを回復する」とか「短時間攻撃力をアップ」「防御力をアップ」みたいな特殊能力を解放できます。


敵の攻撃を我慢しながら、コツコツたくさんのお皿をストックして、一度にまとめて投げた方が攻撃力が上がったり、”スシガミ”の特殊能力と組み合わせて、最後に一気にドカンと敵を倒す、テトリスとかぷよぷよのような対戦パズルにある快感が、『寿司ストライカー』にもちゃんと用意されています。


『寿司ストライカー』のゲームシステムを最初に覚えたときは「スマホアプリで良いのでは?」と思ったんですが、プレイしていくと、家庭用ゲーム機でしか出せないストーリーのボリューム感だったり、容量を気にしないフルサイズのアニメなどの豪華な演出、画面サイズを生かしたアクション性・スピード感のあるゲームシステムなど、たしかにモバイルゲームでは再現できないゲームに仕上がっているな、と思いました。 仲間になる”スシガミ”の種類も多く、やりこみ要素も満点。アプリと比べて、それなりに高いソフト価格なりのボリューム感があります。


チャプター2をクリアするとローカルでの対戦が、チャプター4をクリアするとインターネット経由の通信対戦がアンロックされます。

『寿司ストライカー』はタッチパネルでもコントローラーでも遊べます。コントローラー操作だと目的のお皿を選ぶのが遅れるので、基本的にはタッチ操作の方が評判は良いみたいですが、自分はスティックをグリグリ回すだけでお皿が繋がるコントローラー操作の方も、意外と快適に操作できて、なにより操作していて気持ちが良いので気に入っています。


自分はやはり大画面で遊ぶのが好きなので、少々の不便は気にせず、基本的にはコントローラーでプレイ。できるならゲームセンター風のアーケードスティックでガチャガチャ遊びたい!ゲームでした。

【追記】後日、Switch用アーケードスティックで「寿司ストライカー 」を遊んでみたら楽しさ倍増でした。パズルゲームとアケコンは相性が良さそうです。 matagotch.hatenablog.com

評価まとめ


『寿司ストライカー』を起動するといきなりアニソンが始まり、コテコテの子供むけアニメを見せられてびっくりしました(笑)。 ゲーム合間の物語パートは、TVアニメクオリティの壮大な演出で彩られます。

ゲーム全体のある種幼稚な明るさも『寿司ストライカー』の魅力で、プレイしている部屋まるごとゲームセンター化するような底抜けの陽気さは、画面の小さなスマホゲームだったり、普段自分がよく遊んでいるインディーゲームには少ない、任天堂のようなメジャーがプロデュースしないとなかなか出せない雰囲気だなと思いました。

『寿司ストライカー』はスマホで主流のパズルゲームをベースとしつつも、”寿司レーン“の発明でちゃんと進化も遂げています。ただし、そこよりも「スマホゲームっぽい単純なパズルゲームを大画面テレビで楽しめる!」というシンプルな点が、個人的には一番、面白いと感じたところでした。

家族に迷惑がられてテレビの音量を下げられたりするかと思いますが、めげずに是非、テレビの大画面とコントローラーで遊んでみてください。

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