スマホ・タブレットしか対応していなかったdマガジンが、パソコンでも読めるようになりました。
dマガジンはドコモが運営する月額400円の雑誌読み放題サービス。 ビューン、ブック放題、タブホ、U-NEXTなど競合サービスひしめくなかWindowsやMac OSXで読めるのはdマガジンだけです。 (ブックパスもPCで読めますが、auの回線契約が必要です。)
読んでみた
ブラウザからWebの「dマガジン」にログインするだけで使えます。 アプリより雑誌一覧が見やすくて便利です。
特にバックナンバーがアプリよりも選びやすい位置にあるのがうれしいところ。 読みたい雑誌のすぐ下にバックナンバーも表示されています。
「今すぐ読む」を押すと、雑誌を大画面で楽しめます。 13インチのノートパソコンと、10インチのiPadを比べると高さはさほど変わりませんが、ノートだと見開きで読めます。
Retina(高解像度)のMacbookですが、雑誌の解像度が低くて文字がぼやけます。 iPadのアプリのほうが綺麗に見えます。
ダブルクリックすると拡大、再度ダブルクリックすると全体表示に戻ります。 こまかい倍率は指定できません。 拡大してもやっぱり文字がにじんでいます。
先読みのページ数が少なめで、3ページほど一気に進めると読み込み画面が表示されます。 解像度が低いぶんデータ量が少ないのか、ページの読み込みは快適です。
画面の真ん中へんをクリックするとメニューが表示されます。 横スクロールバーでページをとばしたり、見出しからジャンプしたりできます。
「見開き表示」「ページ移動アニメーション」「スライド設定」「ページ移動タップ範囲」の設定が変更できます。
iPadと比較
スクリーンショットをくらべてみました。
タブレットのほうがだんぜん綺麗です。
パソコンの画面
iPadの画面
タブレットはページ送りも快適ですが、先読みでダウンロードしたデータが、少ない内臓ストレージを圧迫します。
パソコンならタブレットは不要。 大画面で雑誌を楽しめます。 容量の心配も不要です。
まとめ
これまで雑誌はタブレットでしか楽しめない数少ないコンテンツのひとつでした。
スマホの大画面化で不要になったタブレットの処分を考えていた人に、検討の材料がまたひとつ追加されたかたちです。