アマゾンのキンドルとファイアタブレットとの違いを比較(Kindle Paperwhite、Amazon Fire 7、Fire HD8、Fire HD 10)。おすすめモデルを紹介します。
▼コチラの「Amazonのおすすめ商品」記事も併せてご覧ください。 matagotch.hatenablog.com
目次
Kindleの特徴と違いを比較
Kindleの良いところ
余計な機能がなく読書に集中できる
KindleのメリットはSNSなどの余計なアプリがなくひたすら読書に集中できること。就寝前やバスタイムのリラックスに最適です。
目に優しい白黒e-inkディスプレイ
スマホの目に刺さるような明るいバックライトが苦手で、目に優しいKindleを利用しています。
スマホのKindleアプリでも小説とか文字中心のコンテンツを読むときは背景を黒色に、文字を白色にすれば多少はいい感じにできます。それでも漫画は反転できないのでKindleがあると便利です。
バックライト付きで紙の書籍より見やすい
まだまだ紙の方が読みやすいという方が多いので個人差にあたる話、自分の場合だとバックライトのおかげ外光に左右されない電子書籍の方が紙の書籍よりも見やすく感じます。
「真っ暗な部屋でも読める」という単純なケースだけでなく、屋外でのちょっとした日陰や、屋内でもライトとの距離によって、紙の場合は視認性がかなり変わるのが、キンドルだと全く気にならなくなります。
ほとんどのスマホよりは大画面
スマホの大画面化が進んだとはいえ、大抵の大型スマホよりはKindleの方が画面が大きく、マンガとかイラスト・絵の多いコンテンツは見やすく感じます
防水機能対応でお風呂でも使える!
「お風呂にスマホを持ち込むのが気持ち悪い!」と感じる人は少なからず存在するはず。Androidタブレットの中には防水機能を搭載したモデルも存在しますが、iPadはじめAmazon Fire HD 8/10など大抵のタブレットは水に強くありません。
ただし一番安い無印のKindleと2017年発売以前の旧型Kindle Paperwhiteは防水機能に対応していません。
バッテリー長持ち
スマホやタブレットのようにバッテリーを常に気遣う必要がないので、ベッドサイドやリビング、脱衣所等に置きっぱなしにしておいて「たまに本を読む」という使い方もできます。
電源の不安な旅行先とかにひとつ持っていっても安心感があります。
キンドルの良くないところ
マンガや雑誌など、本の種類によって少し見辛い電子書籍もある
白黒のあまり大きくない画面なので、カラー刷りで大型の大半の雑誌や大型本はKindleでの閲覧に不向き。絵や字が細かかったり、少女漫画のような、濃淡の淡い絵柄の一部の漫画もKindleで読みづらく感じます。
処理が遅い
ダウンロードの遅さや、購入した電子書籍が増えて来たときに本を探したり、他の本に切り替えたりするのが次第にストレスになってきます。 以前気になったページ送りの速度は改善されてきていて、自分はあまりストレスを感じません。
Kindle Unlimitedには向かない?
電子書籍映画読み放題サービスの「Kindle Unlimited(キンドル・アンリミテッド)」にはカラーの雑誌や大型書籍が多く、白黒画面のKindleには向きません。小説・新書などは読むのに時間がかかるので、Kindle Unlimitedで消費するにはちょっともったいなく、場合によっては買った方が安く済む気もします。 matagotch.hatenablog.com
キンドルはこういう人におすすめに
- スマホの使いすぎによるSNS疲れや目の疲れが心配な方。スマホ中心の生活を改めたい方
小説やビジネス新書など、文字中心のコンテンツを集中して読みたい方
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Amazon Fireタブレットの特徴と違いを比較
Amazon Fireタブレットの良いところ
高解像度のカラー液晶
高解像度・大型カラー液晶を備えたFireタブレットはKindle電子書籍を楽しむのに最高のデバイス。
ちょうど良いサイズ感のFire HD 8。漫画を見開きで楽しんだり、Kindle Unlimitedのカラー雑誌を楽しむのに最高の高コスパ端末Fire HD 10がおすすめです。
Kindle UnlimitedやAmazonプライムビデオ等の定額見放題サービスを楽しむのに最適なデバイス
Amazonプライム・ビデオやHulu、Netflixといった動画定額見放題サービスだけでなく、電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」に含まれるカラー雑誌などの大型本を楽しむのにも最適な端末です。
読書以外のアプリやゲーム、動画視聴にも使える
Fireタブレットは基本的にKindle電子書籍の閲覧やネット動画の視聴に最適化されたタブレットですが、スマホと同じゲームやアプリの一部に対応しています(Google Playのアプリは使えません)。
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本体価格が安い
[写真は2018年11月時点のFire HD 10タブレットの価格]
アマゾンFireタブレットは高コスパの激安タブレット。独自ハードを赤字覚悟で配って、Amazonプライムなどの自社サービスに囲い込み、コンテンツで継続的に稼ぐ作戦で、ファイア・タブレットといった端末価格が非常に安くなっています。様々な業種で儲けてるアマゾンならではの強み。
もともと本体定価が(比較的に)安価にもかかわらず、Amazonプライム会員向けやセール期間中にしょっちゅう割引クーポンを配っています。
Amazonファイアタブレットの良くないところ
Google Playストアのアプリが動かない
アマゾンのFireタブレット・シリーズはAndroidをベースにしていても、利用できるアプリはAmazonタブレット専用アプリのみ。一般的なAndroidスマホの大半のアプリはFireタブレットには対応しておらず、Kindleやアマゾンビデオ、AbemaTV、Hulu、Netflix、dTVといった一部アプリのみが利用可能です(YouTubeはブラウザ経由で視聴可能)。
Amazon Fire HD 10等はせっかく雑誌の閲覧に適した大画面・高解像度の形を備えていながらdマガジン、楽天マガジンといった雑誌の定額サービスに対応していません。
アマゾンFireタブレットこういう人におすすめ
- AmazonプライムビデオやHulu、Netflixといった定額動画配信サービスをスマホより大きな画面で楽しみたい方
- Kindle Unlimitedの雑誌をカラー大画面で楽しみたい方
Kindleのカラーやマンガなどの細かい電子書籍を大画面で楽しみたい方
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Kindle・Fireタブレット比較まとめ
昔あった「子供にテレビを禁止して本を読ませる家庭」が、現代なら「スマホを禁止にしてキンドルを与える家庭」になるのかなと思います。
基本、機能とコスパを考えればなんでもできるFireタブレットの方が優れています。しかしその多くの機能はスマホやiPad、他のAndroidタブレットと競合するところ。
キンドルは教育や健康の観点から見てスマホやタブレットとは別の、どちらかといえばApple WatchとかAmazon EchoやGoogle HomeなどのAIスピーカー等に近い独自の存在価値を持つデバイスです。
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