iOS10の公開と一緒にApple純正のプログラミング学習アプリも提供されました。 基本は子供向けのアプリですが「iPadで開発できる!」と喜び勇んで触ってみたレビューです。
使い方
教材をダウンロードする「Featured」と、ダウンロードした教材で学んだり自由にコードを書いたりする「My Playgrounds」2つのタブがあります。
チュートリアルは今の所、基礎が2つと「ブロック崩し」など既存のコードをいじって遊べる中級者向けコースが4つあります。
プログラミングの知識があれば、OSXで教材を自分で作ることもできます。
チュートリアル1ではIf、then、elseなどの制御文や関数定義、チュートリアル2では変数の型が学べます。
キーボード不要で遊べますが、全部英語なので日本人の子供には辛いものがあります。
「My Playgrounds」タブの+ボタンから自由にコードを書けます。
テンプレート「Graph」「Shapes(図形)」「Answers」の3種類あります。テンプレをいじるだけで勉強になりそうです。
UIKit、SpriteKit、 SceneKit、bluetooth、Metalといったフレームワークも呼び出せるので本格的なコードも書けそうです。
画像も扱えます。
残念ながらユーザの開発したプログラムを公開してみんなで楽しむような機能はなさそうです。 そのうちコードの投稿機能とかでてくると爆発的に流行りそうですね。
個人的にエクスポートしてネットで公開したり、ローカルで交換したりはできます。
タッチ操作に最適化されたエディタが素敵
編集中のコードに応じた命令が画面下にサジェストされたり、変数の値の入力がポップアップのUIでできるようになっていたり、キーボードがなくてもコードが書けるのではないか?と思わせる出来はさすがです。
まとめ
「iPadにSwift開発環境が来る!」とワクワク喜び勇んで触ってみたんですが、衝動買いみたいなもので2度と触ることはなさそうです(笑)。 Macbook持ってるしね…。
むしろDSのプチコンとかの方にロマンを感じるのは年寄りだからでしょうか?
同じiPadの開発環境なら、言語はPythonになりますが「Pythonista 3」がかなりオススメです。 今年メジャーバージョンアップしたばかりで鮮度も抜群です。
ふつうのエディタでは「Textastic」ならJavascriptのコードが実行できるのでWebプログラミングの勉強ができます。
どちらも有料アプリです。iPadで勉強する必要はないんですが…なんとなく学生時代ならこういうスタイルにハマった気がします。