以前から白バージョンが気になっていたこともあり、2016年10月21日に新発売の日本限定マンガモデル購入してみました。
【2018年 追記】防水機能を搭載したKindle Paperwhite新モデルのレビューはコチラです↓ matagotch.hatenablog.com
キンドルでできること
[写真中のマンガは「ヒナまつり」です]
1ヶ月くらいなら充電不要の長いバッテリー持続時間、目に優しい白黒のeinkペーパーで読書に集中できる電子紙書籍リーダーです。
タッチ式の英和辞書を内蔵していて英語学習にも最適。
辞書単体でひくこともできます。
電子書籍は割引率も高いので本好きにはたまらない端末です。
マンガモデルの価格
2016年10月時点での価格情報です。ご購入前に、ご確認ください。
定価は16,280円ですが、Amazonプライム会員は4000円引きで12,280円です。忘れずクーポンを入力しましょう。 無印Kindle Paperwhiteは2,000円ほど安くなります。 バリエーションは白・黒の2色と広告アリ・無し。
通信方式はWiFiのみで3Gモデルはありません。 電子書籍のダウンロードに無線ネットワーク環境が必要になります。
カラーはホワイトとブラックの2色
旧モデルとの比較写真です。ブラックが無印のpaperwhite、ホワイトがマンガモデル。
本体が白いと背景もより白く見え、画面は圧迫感がなくより広く目に写るのが不思議です。
背面です。外見上の違いはありません。
キャンペーン情報(広告)あり・なし
広告モデルはロック画面と電子書籍リストに広告が表示されます。
広告はともかく、キャンペーン版はロック画面を解除するためにスワイプのひと手間かかるのが厄介です。 書籍中に広告はでませんが、読書に集中するなら2千円増しの「キャンペーン情報なし」をおすすめします。
従来機種との違いはストレージ容量のみ。ページ送り速度は従来のKindleも改善予定
Kindle漫画モデルは2,000円差でストレージ容量(保存できる電子書籍の本数)が8倍の32Gです。
新モデルはページ送り速度の改善も強調されていますが、従来のKindle Paperwhiteもファームウェアのアップデートで同様の改善がなされるので実質的な違いはストレージ容量のみとなります。
[2017年追記] 現在はアップデートが配信済みで、従来機種でもページ送りが改善されています。上記の通り、無印paperwhiteとマンガモデルでソフトウェア上の違いはありません。
開封
同梱品はUSBケーブルだけ。アダブタはありません。
外観チェック
従来の無印Kindle Paperwhiteと変わりません。
ページ送りの速度が圧倒的に向上!
www.youtube.com [動画中のマンガは「ヒナまつり」]
従来のモデルと比較動画。黒が従来のKindle paperwhite、白が新しいマンガモデルです。 タップ速度が違っていて「ズルくね?」と思うかもしれませんが、古い方は高速でタップ連打するとズームしてしまうのでこれよりも速くタップできません。
新ファームウェアはダブルタップによるズーム機能が廃止されたおかげで、タップ連打によるページ送りが容易になっています。 公称は30%の描画速度アップにとどまりますが、操作性の改善によりページめくりが数字以上に劇的な快適度アップです。
ズームはピンチ操作で行いますが、拡大縮小の速度もすごく速くなっています。
新機能「パラパラモード」
youtu.be 画面を押し続けると高速でページ送りできます。
Kindle Unlimitedとの相性
アマゾンの読み放題サービスKindle Unlimitedですが、同時にダウンロード・保存できるのは10冊に限られているので、Kindleアンリミテッドのためにマンガモデルを購入する必要はありません。
他のKindle端末と比較
(「Paperwhite」のつかない)無印のキンドルはバックライトがなく、解像度が低めですが低価格が魅力。
¥8,980のプライム会員¥4,000円引きです。
カバーを外したoasisを除いた場合は最軽量となる点も良。
解像度が低いのでマンガには向きませんが、文字中心ならこちらも選択肢に入ります。
voyage、oasisは嗜好品あつかい。Kindleに特別な思い入れがなければPaperwhiteを選ぶのが無難です。
Fireと比較
Fireはカラー表示のタブレットです。
iPadのようにブラウザでネットサーフィンしたり、アプリで遊んだりもできます(アプリはAmazonマーケット限定)。
しかもFire HD 8ならKindle paperwhiteより安く購入できます。 Fire HD 8について、詳しくは以前の記事をごらんください。
ケース・カバー
¥4,680と高価で重たいという欠点がありますが、もしケースが必要なら写真の純正本革レザーケースが高品質でオススメです。純正ケースは他にポリウレタンケースとプレミアムレザーカバーがあります。
白黒もすっきりして良い感じですが、白にはカラーも似合いそう。本体色を変えると周辺機器も合わせる必要が出てくるのが悩ましいですね…。
落下事故にも対応した延長保証も2年で¥1,890とケース価格よりも安くなっています。
どういう人が買うべき?
プレゼントに最適
ITリテラシーが高くない人へ電子書籍とセットでプレゼントするのも良いかもしれません。ギフト券とのセットも○。 発売記念の本体とギフト券をセットにしたプレゼントキャンペーンもおこなっています。
雑誌、新刊を買うほどのマンガ好き
処分に困る週刊誌など場所をとるマンガはもともと電子書籍向きでした。加えてアマゾンなら新刊書籍でも割引があるのでおトク。お部屋の空間と財布、両方の節約になります。
もともとスマホ・タブレットで漫画を読む習慣がある人
しかし容量の大きなマンガはスマホ・タブレットで読むととストレージの圧迫が深刻。マンガだけでもKindleで読めばスマホのストレージの節約になり、スマホと比べれば画面も大きくなります。
マンガ「も」読む人の選択肢として
マンガを10冊もいれるとすぐにストレージがいっぱいになってしまうKindle。 「マンガモデル」という言葉は「マンガ専用」の印象を受けますが、むしろ漫画を積んでしまいがちな「漫画もたまに読む」程度の人にこそオススメします。
ページ送りが改善されたので本もすごく読みやすくなりました。当然ですが漫画好きの方にもオススメです。
不具合・初期不良
画面にドット欠け?のようなキラキラした粒子がたくさん(2つ3つどころでない)散らばっているので返品を検討中です…。 品物が届いたら黒いページを開いて初期不良を確認すると良いかもしれません。
まとめ
「容量を変えただけのマンガモデルなんて誰が買うの?」という評判も耳にしますが、日本の電子書籍市場を牽引するマンガに目を向けるのはマーケティング的に大正解と思います。
日本の出版業界への理解不足により、Kindle Unlimitedリリース時にゴタゴタしたアマゾンが、今回しっかりローカル対応に本気を見せてきました。 ページ送り速度などの地道な機能改善も高評価。マンガモデルを買わない人も今後のサービス改善に期待です。
Kindle Paperwhite マンガモデル、電子書籍リーダー、Wi-Fi 、32GB、ホワイト
- 発売日: 2016/10/21
- メディア: エレクトロニクス
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