Nintendo Switch版スーパーマリオ オデッセイの前評判の高さは本物なのか?大人の自分でも楽しめるかどうか?気になったので実際にプレイしてみた感想レビューです。
最近ゲーム復帰した勢いで書いた、ネタバレ一切なしの雑文なので安心して御覧ください。
www.nintendo.co.jp
自己紹介
最近Nintendo Switchを手に入れ、スプラトゥーン2でゲーム復帰した30第後半男性。 家庭用ゲーム機はファミコンからスイッチまでそこそこ遊んでいますが、任天堂のハードには思入れが無く、誰も遊ばないような海外のインディーズゲームが好きです。
スーパーマリオ オデッセイの購入を一時は思いとどめた理由
- マリオに思い入れがない。むしろダサみが気になるところ
- Nintendo Switchのゲームはスプラトゥーン2にハマりすぎてて他のゲームに浮気する気がしない
の2点。
(1)は、スプラトゥーンとかポケモンはそれなりのオシャレ感を感じるんですが、マリオはむしろマイナス評価……。
(2)で「そろそろFPS脳に陥ってるかも」との自己診断も働き、リハビリも兼ねてスーパーマリオ オデッセイを実際に買って体験してみました。
スーパーマリオ オデッセイを購入した理由
- 事前海外レビューが凄く良い
- レビューを読んでも真の面白さがわからなかった
- 任天堂への感謝の気持ち
の3点。(3)の理由がキモいですが、年をとったせいか面白いゲームに出会うと製作者への感謝と尊敬の念が涙となってあふれ出ます。
「スーパーマリオ オデッセイ」を実際にプレイした感想
ネタバレを防ぐためスクリーンショットは掲載しないので、ゲーム画面はYouTubeのスーパーマリオ オデッセイ 紹介映像をご覧ください。
自分にとっては「おもしろい!」より「すごい!」という表現が的確なゲームでした。 スプラトゥーン中毒の人にとってはアクションの刺激が少なく感じるので、「狩の緊張感だけがゲームではない」と割り切って、いちどゲームの原点に立ち還る必要があります。
マリオオデッセイはトライ&エラーを繰り返して出来なかったことが出来るようになる喜びを感じる攻略ゲームではなく、ディズニー新作映画というかディズニーの未来のアトラクションに入ったような錯覚を得られるゲームです。
CG技術の進歩でアメコミやSFがランキングを独占するようになった映画業界の「テクノロジーを駆使した新しい映像体験」偏重の波が、Switchのグラフィック性能を得た任天堂のゲームにも自然にやって来た感じ。任天堂の想像力にハードウェアの表現力が追いついただけなので、ゼルダ・マリオと立て続けに得た高評価は偶然ではなく、今後も神ゲーが続くものと推測します。
一見映像が飛び出している風に見えるだけの、移動も覗き込むことも出来ない3D 映画に比べると、新作マリオは3DCGの世界をコントローラーを駆使して自由に動けるメリットを最大限に生かして、新しいデジタル表現にチャレンジしています。
スーパーマリオ オデッセイの面白さの核となっているのは映像の細かい演出や想像力、ユーモア感覚といったところで、そういったクリエイティビティをレビュアーが高く評価してるんだなと納得しました。
値段を映画やテーマパークと比較すると、ディズニーの一日券よりずっと安く、家族で映画を1本見るくらいの値段なのでぜんぜんお得。
「子供にはゲームをさせたくない」と自分達大人が言う時の「ゲーム」のイメージ、大人が子供の頃に遊んだ2Dの頃のマリオといったゲームとはまったく別物で、子供がいるならむしろ喜んで遊ばせたい作品。 今後の任天堂の新作ゲームチェックは大人の義務と心得た次第です。
スーパーマリオオデッセイの操作方法
Joy-Conのボタンを使ってマリオを動かして、ジェスチャで帽子を操作する操作方法です。
コントローラーでマリオを操作しつつ、ジェスチャで帽子を投げる独特の操作感を得ている代わりに、カメラ追従性が少し良くないので3D酔いします。 設定のカメラ移動速度を「はやい」に変更すると3D酔いが軽減されます。
マルチプレイも新感覚で秀逸。2Pはルイージのように対等な関係ではなくオプション的な帽子を操作する形で、「見ている方が楽しい」と傍観を決め込む人も強制的にゲームに巻き込めます。
デメリットしかなかったダウンロード版が鬼門
ゲーム本体のデータサイズはたしか1.8G程度でしたが、ダウンロードに半日かかり、遊べたのは購入日の次の日でした。しかもダウンロード中は他のゲームできないのが辛いところ。わかっていれば「あらかじめダウンロード」したんですが…高くて好きな時に遊べるわけでもないとあればダウンロード版のメリットはゼロ。
次からは対戦ゲームはダウンロード版、そうでなければパッケージ版を購入します。
まとめ
「グラフィックのソニーとゲームの任天堂」みたいな漠然としたイメージは、スイッチの性能くらいになると過去のもの。映像偏重の情報社会において、視覚的にも満足を得られるようになった任天堂の次回作が楽しみで仕方ありません。
スイッチで遊んでると本当に任天堂には感謝の気持ちしか湧いてこない感じですが、転売などの流通の問題か、スマホゲームで遊ぶ人が多いためか、自分の周りでスイッチを持ってる人が少なく、感謝のメッセージを共有する相手がいないのが残念です(ということで記事にしました。任天堂の次回作に期待です)。
おすすめ記事
matagotch.hatenablog.com matagotch.hatenablog.com matagotch.hatenablog.com matagotch.hatenablog.com