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『シリアルクリーナー』レビュー[Swtich] 70年代アメリカ映画風、お洒落で遊びやすい潜入アクションゲーム

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任天堂スイッチのダウンロードソフト『シリアルクリーナー ジョージの裏シゴト』のプレイ感想レビュー記事です。

ec.nintendo.com

紹介

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『シリアルクリーナー』主人公のジョージは裏の世界の掃除人。掃除人といっても“暗殺者”ではなく、文字通り、警察の目を盗んで、殺人の証拠を消していくだけの、誰でもできる簡単なお仕事を生業にしています。

シリアルクリーナー ジョージの裏シゴト 紹介映像 | Nintendo Switch

70年代のアメリカ映画・ドラマテイストの世界観をテーマにしたお洒落なグラフィックが魅力の、早ければ1ステージ数分で攻略できるステージを次々クリアしていく、面クリア型のカジュアルなステルス(=潜入)ゲーム。 プレイヤー操作が単純な分を、マップに登場する新しいギミックが補っていて、少しパズルゲームっぽい要素のあるアクションゲームです。

遊んで見た感想

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『シリアルクリーナー』の主人公ジョージは裏社会の掃除人で、警察から逃げ回りながら、殺人の証拠を隠すのがお仕事。

『シリアルクリーナー』での敵キャラは警察官。ジョージは警察官を攻撃することは一切不可能で、警察の目に触れないようコソコソ移動して、時には物陰に潜みながら、殺人の証拠品を秘密裏に拭い去るのがゲームの目的です。

ゲーム内容はいたってシンプルで、主な仕事内容は遺体の回収と犯罪の証拠品の隠匿、それから血痕の拭き取り作業の3種類だけです。

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証拠品の回収が一番簡単。赤く表示されている警察の視界に入らないよう注意しながら、落ちている証拠品をAボタンで拾えば回収完了です。どこかへ持ち帰る必要はありません。

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遺体の運搬はもっと大変で、Yボタンで遺体を担ぎ移動、車などの指定の回収場所でもう一度Yボタンを押して降ろします。 死体の運搬中は移動速度が低下し警察に捕まりやすくなるので要注意。

死体は途中で下ろすことも可能で、降ろした死体は警察に見つかっても問題ありません。 捕まらないよう、死体を途中で下ろして、近くの遮蔽物に隠れるという選択肢もとれます。

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血痕はZRボタンの掃除機で吸い取れます。

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ZL ボタンで前回のマップを確認することができ、どこに死体や証拠品が落ちているかや、どこに警察から逃れるための遮蔽物があるかが、あらかじめ行動前に確認できます。

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警察の司会は赤いエリアで示され、警察の視界に入ると追いかけられます。警察に捕まると一発でゲームオーバー。死体の位置と証拠品はすべてランダムに配置され直し、そのステージの最初からやり直しです。

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警察に見つかっても建物や植木、ドラム缶、段ボール箱などの遮蔽物に A ボタンでかくれれば大丈夫。 物陰に隠れていれば、たとえ警察官が目の前にいたとしても捕まることはありません。 潜んでからしばらくすると、警察官の警戒が薄れ、警察官は元いた位置に戻ろうとします。

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証拠品の隠滅が終われば、車に戻って逃走。任務完了です。

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『シリアルクリーナー』の操作は非常に単純ですが、ステージを進めるとマップのギミックが増え、徐々に複雑性が増していきます。 基本的にはステルスアクションゲームですが遊んでいる感じはちょっとパズルゲームに近いものもあります

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毎回、ステージが終わると帰宅。ジョージの家庭おばあちゃんと二人暮らしです。家では同居しているおばあちゃんと会話したり、テレビを見たりして、次の依頼を待ちます。

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電話で次の依頼を受け取り、次のステージに移動して、掃除人の仕事に戻ります。以上の繰り返し。 毎回異なるジオラマ風の場面設定も楽しみな、面クリア型のアクションゲームです。

ステルスゲームと言うと「メタルギアソリッド」を筆頭に、ゲーマー向けの難しいものを想像してしまいますが、『シリアルクリーナー』は操作も非常に単純で、警察の視界が画面上に表示されていたりと、初心者向けのUI上の配慮もなされており、誰でも遊べるカジュアルなゲームに仕上がっています。

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唯一の問題点として、グラフィックをお洒落な抽象的なフラットデザインにしたぶん、映像が何を示しているのかが判りにくいところもあり、どこが移動できる範囲で、どこが障害物なのか?が見づらくなっているのだけは、ちょっとだけ気になりました。

評価まとめ

『シリアルクリーナー』は事後の“後始末”がメインなので、直接的な暴力表現はありません。ただし、血痕と死体が出てくるので、そういう表現が嫌いな人はそこだけ注意。完成度高いのに価格も安く、メタルギアみたいなステルスゲームを遊んだことがない人にもおすすめのアクション・パズルゲームです。

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