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YDブログ

(Y)やりたいことしか(D)できない病ブログです。

MacBook Pro 13(タッチバー付き)購入レビュー

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2016年11月新発売。Retinaディスプレイ搭載したままMacBook Air並みに薄く・軽く・小さくなった新型MacBook Pro 13が届きました。

目次

到着・開封


スペースグレイのMacBook Pro 13、メモリ8G・SSD容量256G、Touch Bar・Touch ID搭載の最安モデルです。 オンラインのApple Storeで購入。

フタを開けたら視界一面の銀世界。いつも一番興奮する瞬間です。

付属品はACアダプタと充電ケーブルだけ。

重量・大きさ

バッテリの持続時間は公称10時間のまま変わらず、重さは1.37kgで旧機種よりも200g軽くなりました。

MacBook Air 13より薄く、同じくらい軽くなったとはいえ、スペック上では同クラスのタッチパネル搭載Windowsハイエンドノートに後出しジャンケンで負けています。 端子の少なさも考慮すれば「もっと軽くならなかったのかな?」と思わざるを得ません。

価格

13インチ、メモリ8G、SSD256Gのタッチバーなしの最廉価モデルが¥148,800 (税別)〜、 Touch BarとTouch ID搭載モデルが¥178,800〜。15インチは¥198,800 (税別)〜。

カラバリは従来のシルバーと新色スペースグレイ。それぞれSSD容量とメモリをカスタマイズできます。 www.apple.com

新型キーボード

12インチのMacbookで使われていたものと同じ、今風な浅い打ち心地の薄型のキーボードが採用されました。 これが嫌で12インチはスルーしたんですが、以前よりも打鍵感が改善されているそうで、しばらく使うとなんとなく慣れました。我慢を必要としない範囲です。ただし長時間のタイピングで肩が凝る気がしないでもありません。

うるさいと評判のタイプ音は、自分には上品な「コトコト」音に聞こえており、こちらは気に入っています。

Thunderbolt 3(USB-C) 端子

新型MacBook Pro 13の外部端子はThunderbolt 3とオーディオ端子のみ。

従来のUSB端子と互換性がなく、SDカードだけでなくiPhone 7と繋げるのにも専用のUSB変換アダプタ、HDMIモニタなら別売のAV変換アダプタが必要です。


幸い変換アダプタは安価なので、以下2種類「USB-C - HDMI」と「USB-C - USB 3.0」の変換アダプタを購入しました。

電源端子もなく本体の充電もUSB端子から行います。iPhone 7で廃止されたオーディオ端子は残っています。

同じ端子が4つも必要なのか?と疑問でしたが、実際つかってみると左右どちらからでも充電できるのがすごく便利。 断線しがちな電源ケーブルが、手軽に交換可能な汎用品に変わったのも密かなメリットです。

バッテリー問題


バッテリー持続時間の短さが問題になっています。

自分のMacbookも冬に入ってから2時間も持たなくなりましたが、バッテリーの調整SMCリセットNVRAMリセットで改善されました。

【追記】バッテリー問題は後に解決されました。 jp.techcrunch.com

タッチバー使ってみた

タッチ操作になったファンクションキーはアプリによって機能が変化。 英語入力中ならサジェスト、日本語入力中なら文字種類を変えられます。絵文字も入力できます。

Safariではアドレスバーにアクセスしたり、お気に入りのURLを開いたり、タブを切り替えたりできます。

グラフィックソフトのPixelmatorだとツールバーの替わりになります。 さいきんAppStoreのエコシステムからSketch、Affinity Designerなどのプロ向けの良アプリのデベロッパーが誕生しています。 専用ハードの採用でこういった優秀なアプリの囲い込み、活路を見出そうとしているのかもしれません。

最終的な評価として、あるともしかして便利かもしれないけどなくてもぜんぜん困らない機能がほとんどででした。 今までブラインドタッチで操作できていたのに、視線を落として手元を確認しないと操作できないのも逆に不便で、ショートカットキーを覚えた方がすばやく操作できます。 それどころか、テキスト入力中に視界の下で激しく動いて目障りですらあります。

しかも部分的にタッチ操作が採用された反動で、モニタを触れない違和感とストレスが半端ありません。 「将来性に期待」でお茶を濁していますが、全面タッチパネルより便利になる可能性はほとんどゼロです。

タッチバーに編入された「ESC」と「1」キーを打ち間違えがちです。


十字キーの高さが統一された結果、ブラインドで判別しづらく、ここも新たな誤タイプの要因となっています。

タッチバーは明るさの調節ができないので、部屋が暗いと明るさが目に刺さります。

右端には指紋認証機能がついていて、指をかざすだけでログインできます。

旧型Macbookと比較

新型MacBookは本体が薄く、一回り小さくなり、キーボード周りがフラットになって高級感が増しました。スピーカーの穴が開いていて、音質は明らかに向上しています。

背面も林檎マークも金属に変わって、高級感がアップしています。

筐体が小さくなったものの、「今まで入らなかったカバンに入る」ような劇的な変化はではありません。むしろ現行のMacbook Pro 13でジャストフィットだった「Amazonベーシック ノートパソコン ケース スリーブ 13.3インチ」などの市販ケースがフィットせず、アクセサリが出揃うまで不便をしいられます。

2012年モデルと比べれば、4k出力に対応しているのも嬉しいところ。その代わりHDMI端子は廃止されました。 とうぜん性能も大幅に上がっていますが、これが仕事道具でさえなければ積極的に買い替えようとは思いませんでした。

新型Macbookの良いところ

  • 軽く、小さく薄くなったボディ
  • 新色スペースグレイがかっこいい
  • 指紋認証
  • 電源ケーブルが汎用品に変わり信頼性向上。さらに左右どちらからでも充電できる

悪いところ


不満の大半はMacbook自体ではなく既存製品のラインナップに対して感じるものです。

RetinaのMacbook Airを発売するには今さら遅すぎて、最廉価のProには指紋認証オプションが無く、タッチバーと指紋認証が抱き合わせ販売、USB-Cに統一するかと思いきやiPhone 7は未だにlightning端子で、ラップトップをオワコン化できるほどiPad(iOS)は成熟していません。

タッチバーは要するに大企業病の産物「失敗しない無難な新機能」で、それをあたかも画期的な新製品に装ってユーザーと開発者のリソースを奪うアップルの姿勢にガッカリです。 iPadのキー入力やマウス対応をマシにするとか、トラックパッドをApple Pencil対応にするとか、ユーザーが他に求めていることはたくさんあると思うんですが……。

タッチバー非搭載、英語キーボードが個人的ベストバイ

MacBook Pro 13の黒いボディは期待を上回るかっこよさでした。見た目にこだわらず日本語配列モデルを選んで後悔しています。 キーボードの白い刻印は思いのほか目立つので、デザインにこだわる人は見た目スッキリな英語キーボードがオススメ。

無刻印ステッカーでさらにミニマル化できます。 matagotch.hatenablog.com

第2の後悔ポイント・タッチバーはあったら楽しいんですが、無い方が操作性は上です。 Windowsノートなら1万強の追加出費で本物のタッチパネルが手に入るのに、Macbookの偽物は3万円。 「新しいモノを買う」満足感や「面白ければ良い」「見せびらかしたい」欲求(どれも重要なポイントではありますが)と料金を照らし合わせて、見合っていなければタッチバーは不要です。

価格性能比で言えば15インチの独立GPU搭載モデルが相変わらずの高コスパモデルで悩みましたが、今回のモデルチェンジの目玉は軽量化の恩恵を一番受けた13インチモデルと見て最終判断しました。

まとめ

目新しさだけに注目すると以前買ったSurfaceが上ですが、安定と信頼のMacOS搭載ノートの代わりがないのも事実。「業務用品のアップル」「変わった新製品のマイクロソフト」の棲み分けが定着すると、Macbookユーザーにとってはワクワクする新ガジェットで遊びながら仕事もできる一体感が得られず残念です。

とはいえ周回遅れ感のあったMacbookを買い控えていたユーザーには待望の新モデル登場でした。