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『Xperia Ear Duo XEA20』購入レビュー。AI時代の本命、耳を塞がないソニー製スマートイヤホン


ソニー『Xperia Ear Duo』は、外音と音楽が同時に聞ける、ワイヤレス(ケーブルレス)の、ウェアラブル・デバイス的な画期的イヤフォン。決してニッチな商品ではなく「AI時代の標準ヘッドホンはかくあるべし」というような、"ながら作業"にうってつけの、先進的「スマート・イヤホン」です。

www.sonymobile.co.jp

Xperia Ear Duoの紹介(仕様・値段)


『Xperia Ear Duo』はソニーが「ヒアラブル」と銘打って発売したケーブルレスのウェアラブルBluetoothイヤフォン。最大の特徴はなんといっても、耳の穴を塞がない形状。極端な例えをすると、他の人と会話をしながらでも音楽が聞けるようなイヤフォンで、音楽の再生中も外音が聞こえっぱなしの革命的な新商品です。

「スマート・イヤフォン」とは呼んでみたものの、「Xperia Ear Duo」単体での音声コントロールや、通信機能はありません。スマホと繋げて使うタイプの、純然たるBluetoothイヤフォンです。

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価格は定価が税抜き29,980円。ブラックとゴールドの2色構成で、ブラックを購入しました。 重量はケースとイヤフォン合わせて97g。重さの内訳はイヤフォン21gに、ケースが76gです。

左右独立型ケーブルレスのヘッドホンで、充電式バッテリーの持続時間は一度の4時間。


貝殻見たいな形の専用ケースで充電する方式で、充電ケース自体にもバッテリーが内蔵されていて、コンセントに挿さっていないときでも、ケースに入れている間はイヤホンのバッテリーも充電される仕組みになっています。 USB充電器は付属しません。

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ケースだけでもイヤホン3回分の充電ができるそうなので、合計で16時間は再生できます。 充電状態はケースの外側のランプからも確認できます。

Xperia™ Ear Duo 会話も 音楽もスマート機能搭載。自然な外音も楽しむ革新的体験「Dance ver. with DanceFact MARINA and A+DF」

Twitterで口コミの評判を調べてたところ、YouTubeで「ダンスしても取れない」動画を見たのが、直接の購入のきっかけになりました。

使って見た感想

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『Xperia Ear Duo』は完全左右独立型で、耳たぶを挟み込んで装着するイヤリング型。女性のつける「イヤーカフ」を大きくしたような形。


イヤーピースの大きさは3種類。イヤーピースの部分がリング状の空洞になっていて、外からの音をまったく妨げません。

着脱も容易。耳の穴をまったく塞がない形で、外音の聞こえ方が変わらないので、あまりに装着感がなさすぎ て、最初に装着したとき「この位置であってるの?」と不安になりました。


一度身にまとうと、「重ためのイヤリング」くらいの装着感。外観も本体の大部分は耳の後ろに隠れるので、正面から見た感じは「イヤリング付けてる?」というくらいの自然さ。

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動いてもズレないし、ケーブルがなく、外音も聞こえるので、体を動かしながらでも安全に使えます。

つまり一日中つけられるヘッドホン。もはや 従来のヘッドフォンとはまったく異なる商品 です。今までのイヤフォンは、通勤中の暇つぶしポッドキャストを聞いたり、仕事中に作業用のBGMを聞いて集中したり……といった使い方だったかもしれませんが、「Xperia Ear Duo」は付けていることを完璧に忘れて、自由自在に動けて、他の作業にも支障をいっさいきたさないので、音楽を聞いていないときでさえ外すのが億劫になる感じの、メガネや腕時計と同じカテゴリに属する、真の「ウェアラブル」端末です。

「時間を確認しないときでも、腕時計はつけっぱなしにしている」感覚に近いといえば、わかりやすいかもしれません。音漏れもほとんどありません。

音質については、過大な期待は禁物。低音はでませんが、伸びやかで繊細な音です。設定で「音質優勢」「バッテリー優先」を選べますが、自分はバッテリー優先の音質で満足しています。

付けていることを忘れるので、スマホから音楽を再生しているのを忘れて、スマホから離れて音楽が途切れたり、といった事があります。料理中や掃除洗濯、散歩、ランニング、ダンス、サイクリング・ナビ…あらゆる日常活動中やフィットネス・スポーツなどの運動中に音楽やラジオ番組が聴けます。

環境音がまるっと聞こえるので、素敵な街中で使用するのは良いんですが、逆に、車の音がうるさい、ノイジーな大通り沿いを歩いたりするのは、辛く感じます。

世間ではAmazon EchoやGoogle Homeのようなスマートスピーカーばかりが注目を集めていますが、『Xperia Ear Duo』は、最近流行りのスマートスピーカーという呼び名に対して、スマートイヤフォンとでも言うべき製品。AI時代の本命スピーカーです。

操作方法


左右のイヤホン表面がタッチセンサーになっています。


デフォルト設定だとタップで再生・一時停止、2 / 3タップで早送り / 巻き戻し、上下スライドでボリューム調節となっています。

『Xperia Ear Duo』は本体にマイクも内蔵。ボディの長押しからSiri音声コントロールを起動して(AndroidではAssistant for Xperia)、スマホを音声で操作することもできます。

設定方法(iPhone)


スマホ側に専用アプリがあって、Xperia Ear Duoの設定が可能。 音質を変更したり、アダプティブボリュームコントロールをONにすると、外音の大きさに合わせて、再生中の音楽のボリュームを自動調節できたりします。 外を歩いている時、車が横を通り過ぎたり、家で掃除機をかけたりすると、突然ボリュームが上がります。

Xperia Ear Duo

Xperia Ear Duo

  • Sony Mobile Communications AB
  • ユーティリティ
  • 無料

首振りのジェスチャで着信・保留したり、LINE Cloveアプリ経由でLINEメッセージが送れたりします。

LINE Clova

LINE Clova

  • LINE Corporation
  • ユーティリティ
  • 無料

他イヤフォンと比較

Ambieとの違いを比較

おなじソニーの音導管設計のイヤホンは「Ambie」ブランドでも発売されています。こちらはケーブル付き。

Apple Watchなどのウェアラブルデバイスにとって、「装着感があるか、ないか?」は製品の出来を左右する決定的な問題。個人的に「ケーブルレス」と言うだけで、価格差の元は取れると判断しました。断線しないので、製品寿命も長いはず。安心して毎日つかえます。

イヤフォンは学習道具でもあるし、自己投資になるので、お金を惜しむアイテムでは無いな、とも思いました。

たかがケーブルですが、「従来のヘッドホン」と「ウェアラブルデバイス」とか「スマートスピーカー」くらいの違いがあります。

ソニーのBluetoothノイズキャンセリングヘッドフォン


Xperia Ear Duoは環境音がうるさい場所では用をなさない製品なので、電車とか飛行機の移動中はノイズキャンセリングのヘッドホンも使います。ソニーのBluetoothイヤフォンはNC効果もしっかりあって、比較的に価格も安めなのでおすすめです。

ウェアラブルネックスピーカーと比べると

マンションに一人住まいの人にはおすすめの、最近、流行りのウェアラブルネックスピーカーですが、音漏れするので外で使うものでは無いし、家ではスピーカーで音楽を聴いているので、自分は迷わずXperia Ear Duoを購入しました。

評価まとめ

人によって「外音が無い方が集中できる」とかあると思いますが、自分は集団のノイズに囲まれた方が落ち着くタイプで、音が聞こえなくなると逆に不安になるので、Xperia Ear Duoの登場に「待ってました!!」とばかりに飛びついてしまいました。

ソニーは最近、アイボとかXperiaブランドが元気。Xperia Ear Duoは決してニッチ志向の「ソニーが出した変わった商品」には終わらない、VRやAR系の技術革新に連なる、AI時代のイヤホンの「新しいスタンダード」になる思います。

『Xperia Ear Duo』は、PS4が絶好調だったり、アイボを再発売したりと、最近、なにかと元気なソニーが発売した、もう一つのキラー商品。 バッテリー持続時間が伸びるとか、防水仕様になるとか(耳穴空いてるから、意味無いけど)、軽いノイズキャンセラーもついたら完璧?くらいしか、次の進化のポイントが思いつきません。

業務利用ではコンシェルジュのレシーバーや同時通訳、趣味では散歩中のBGMや自転車のナビにと用途は無限大。唯一無二、おすすめのイヤフォンです。

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