Apple Watch(アップルウォッチ)の使い方と、AppleWatchでできることや機能を一覧にまとめました。
▼Apple Watch用おすすめアプリは別記事で紹介しています。 matagotch.hatenablog.com
▼その他Apple製品全般の記事はこちらのリンクからご覧ください。 matagotch.hatenablog.com
目次
- 目次
- 設定
- Apple Watchの基本操作
- Apple Watch標準アプリの使い方・機能一覧
- Apple Watchバンド(ベルト)の交換方法
- サードパーティ製アプリの使い方
- まとめ
- おすすめ記事
設定
ペアリング方法
iPhoneのWatchアプリからApple Watchをペアリングできます。Apple Watch Series 3の場合、iOS 11以降のiPhoneしか対応していません。
iOS11を搭載したiPhoneにApple Watch 3を近づけるとペアリングが始まります。
Apple Watchと別のiPhoneとペアリングする場合はApple Watchをリセットする必要があります。リセットはApple Watchの「設定 > 一般」からできます。
iPhoneのWatchアプリでできること・使い方
アプリのインストール方法
iPhoneにApple Watch対応アプリをインストールすると、自動でApple Watchにもアプリがインストールされます。
アップルウォッチ側で表示したくないアプリはiPhoneのWatchアプリから非表示にできます。
Apple Watchの基本操作
画面操作の基本
タップで選択、スワイプで移動、強く押すとオプションを表示したり文字盤を変更できたりします。
画面上端から下にスワイプで通知、
画面下端から上にスワイプするとコントロールセンターが見れます。
デジタルクラウン(ホームボタン)
デジタルクラウンを1回押すと時計、もう一度押すとアプリ一覧に切り替わります。2回連続で押すと前のアプリに戻り、長押しでSiri、回すとアプリによってスクロールや拡大・縮小できます。
サイドボタン(dock)
Apple Watchのサイドボタンを押すと最近使ったアプリか、よく使用するアプリ一覧(Dock)を表示できます(挙動は設定で変更可能)。
スワイプで削除できます。
ダブルクリックでApple Pay、長押で電源オフとメディカルID、緊急SOSが現れます。
Siriによる音声操作
デジタルクラウンを長押しすると、Apple Watchを音声で操作できます。
スリープ解除後に「Hey Siri」と呼びかけても起動できます。
モバイル通信の設定
matagotch.hatenablog.com セルラー版AppleWatchは単体での通信に対応。Watchアプリの「モバイル通信」から設定できます。 ドコモ・au・ソフトバンクいずれかの大手通信キャリアでiPhoneを契約している必要があります。
アプリ一覧の表示
デジタルクラウンを押すたび、時計とアプリ一覧を交互に切り替えられます。
Apple Watch標準アプリの使い方・機能一覧
アクティビティとムーブリング
ヘルスケア機器としてもチュウ目されるApple Watch。
「ムーブリング」はApple Watchの健康管理機能を一目で表した概念で、1日の運動目標(ゴール)を表す3重のリングで構成されています。 外側の赤色のリングが示すのは、日常生活で軽い運動をした時間、中間の緑のリングは筋トレなどのフィットネスやランニング、長時間のウォーキングなどの強い運動時間、内側の青色はスタンド時間(椅子から立って動いた時間)を表しています。
Apple Watchの画面を長押しすると運動目標(ゴール)の消費カロリーを設定できます。
過去のムーブリングの達成記録は、iPhoneの「アクティビティ」アプリから確認できます。
ムーブリングを見て「今日はあまり動いてないな」とか「最近、運動不足だな」とか、運動時間を自覚するのが、Apple Watchによる健康管理の第一歩です。
赤と青のリング(=軽い運動とスタンド時間)は、日中、立って活動して入れば、そこそこ達成されますが、緑色のリング(=強度の運動)が不足している場合は、次で説明する「ワークアウト」で補う必要があります。
ワークアウト
ワークアウトアプリでは、毎日のフィットネスにかけた時間を記録できます。運動の種類を選択して、記録を開始。
ワークアウト中は運動時間や消費カロリー、心拍数、移動距離などの情報が表示されます。ウォーキング・ランニング中であれば移動速度(ランニングのペース)も通知してくれます。
左にスワイプして「終了」を押すと運動をやめられます。
右にスワイプすればアプリを切り替えなくて運動中にApple Musicで音楽が聴けます。
フィットネスが終了すると運動時間や平均ペース、移動した距離、消費カロリーなどが表示されます。
右上の…
ボタンから移動距離や運動時間、消費カロリーの目標を設定して運動をスタートすることもできます。目標に達したら通知してくれます。
過去の運動記録はiPhoneの「アクティビティ」「ヘルスケア」アプリで確認できます。
家に篭って作業することの多い自分の体験談をお話しすると、Apple Watchで運動記録をつけるようにしたことで、「天気の悪い日は、極端な運動不足に陥る」ことを発見できました。
以来、1日の最後にムーブリングを確認して、運動量が不足している場合は、フィットネス器具で調整することにしています。
Amazonのおすすめグッズ紹介記事の中で、ヘルスケア商品も紹介しているので、良ければそちらの記事もご覧ください↓。
時計
デジタルクラウンを押すと時計が表示されます。さらにもう一度デジタルクラウンを押すと、アプリ一覧が表示されます。
iPhoneのWatchアプリ上からも文字盤を追加して、左右スワイプで盤面デザインを変えられます。画面の長押しでApple Watch上からも色や表示項目を変えられます。
カレンダー
時間になると予定を知らせてくれます。位置情報が登録されていれば、予定をタップして経路を調べることもできます。
長押しすると表示方法を切り替えられます。
リマインダー
iPhoneのリマインダーに登録したタスクを見たり、タスクを完了したりできます。
位置情報や日時が設定してあれば、指定の位置や時刻でリマインドしてくれます。
タイマー
5分、10分、30分、1時間といったキリのいい数字は押すだけでタイマーがかけられます(もちろんカスタム入力も可能)。
天気
周辺地域や、登録した都市の天気が見れます。タップすると1日の天気、週間天気が見れます。
画面の長押しで表示方法を変更できます。
地図
地図アプリでは周辺地図のほか、音声入力で目的地までの経路も表示してくれます。
目的地の画面では施設の営業時間も確認できるのが便利。セルラー版Apple Watchなら直接電話もかけられるのでレストランの予約にも使えます。
ウォレット(Apple Pay)
Watchアプリの「WalletとApple Pay」からクレジットカード / Suicaを登録することで、Apple Watchで支払いをしたり、改札を通ったりできます。
サイドボタンのダブルクリックでWalletアプリを起動できますが、Watchアプリで「エクスプレスカード」に指定したSuicaカードはWalletアプリを起動しなくても、Apple Watchをかざすだけで使えます。
Apple Payに対応していない古いiPhone(iPhone 5 / SE)でも、ペアリングしたApple WatchでApple Payが使えます。
呼吸
呼吸アプリは深呼吸をサポートしてくれます。
画面に合わせて息を吸ったり吐いたりします。
電話
セルラー版Apple Watch Series 3であれば音声通話がかけられます。
SOS・緊急通話
サイドボタンの長押しから緊急通話がかけられます。
あらかじめ連絡先から緊急連絡先を登録しておくと、緊急通話時にAppleWatchがSOSモードにはいり、位置情報等の情報が自動で緊急連絡先のアドレスに送信され続けます。
緊急連絡先はiPhoneのヘルスケアアプリ「メディカルID」から登録できます。 support.apple.com
心拍数(BPM)
心拍数アプリは平常時や運動時の心拍数(BPM)を計測して、異常な数値が続いた時に警告を鳴らしてくれます。
心拍数の測定中はApple Watchから緑色のライトがでます。
メール
新着メールが確認できたり、音声入力で返信したりできます。
メールの内容はテキストメールしか表示されず、メルマガや広告のようなHTMLの長文メールは表示されません。
長押しから新規メッセージを作成可能。定型文やスタンプ、音声入力で返信できます。
メールの通知の有無はWatchアプリで設定できます。
メッセージ
iPhoneのデフォルト「メッセージ」アプリの返信はApple Watchにも通知されます。
「連絡先」アプリやメールの送信元、Siri(デジタルクラウン長押し)から音声認識でテキストメッセージを送ることもできます。
音楽(AppleMusic)
iPhoneのAppleMusicを操作したり、Apple Watch単体でiPhone から転送した音楽を再生したりできます。
運動中はApple Musicの「ワークアウト」カテゴリのプレイリストを聞いたりするのがおススメです。
写真
iPhoneのWatchアプリで指定した写真アルバムを同期します。デジタルクラウンで、拡大縮小とスワイプで操作します。
iCloud写真共有の通知も受け取れるので、家族写真の共有に使えそうな気がします。
カメラ
Apple WatchからiPhoneのカメラのシャッターを切れます。自撮り等に最適です。
株価
株価情報が表示できます。表示する情報はiPhone とWatchアプリで設定できます。
長押しで表示をカスタマイズできます。
キーノート
iPhoneのApple純正プレゼンソフト「Keynote」をリモート操作できます。
Workflow
iPhoneの自動化アプリ「Workflow」で作成したタスクを実行できます。ナイトスタンドモード(ナイトスタンドクロック)
Apple Watchは充電中に横にするとアラームクロックとして利用できます。 アラームはアラームアプリで設定します。
ライト
コントロールセンター(下から上にスワイプ)からライト機能がつかえます。スワイプで色が変えられます。
画面を最大輝度で照らすだけなのでスマホのLEDほどの明るさはありませんが、暗い夜道をウォーキングするときの警告灯になります。
Apple Watchバンド(ベルト)の交換方法
Apple Watch本体背面の細いボタンを押しながらバンド(ベルト)部分を横にスライドすると、簡単にバンドを外せます。交換バンドはアマゾン等で安く手に入るので、お気に入りのバンドを見つけるまでは激安バンドをいろいろと試してみるのもおすすめです。
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サードパーティ製アプリの使い方
【特集】Apple Watch用おすすめアプリ
「これを無ければApple Watchを使う意味がない!」と言える、習慣化アプリの『Streaks』といったおすすめの神アプリは▼コチラの別記事で紹介しています。是非ご覧ください。
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Streaks
良い習慣を毎日繰り返せるように支援するアプリ。もはやこのアプリのためにApple Watchを使っているのではないかと思えるほどの超おすすめのアプリです。
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Sleep Cycle alarm clock
「Sleep Cycle」はiPhoneのマイク機能を利用して、睡眠の「質」を記録して、快眠に繋げようという睡眠記録アプリです。
「Sleep Cycle」アプリが”いびき”を検知したときに、Apple Watchを「コツコツ」鳴らして、いびきを防止する機能があります。
また、大音量のアラームではなく、Apple Watchの振動を目覚ましにする機能もあります。
年額3,000円くらい(2018年当時)の購読型・有料アプリで、自分はApple Watchとは組み合わせていませんが、大好きなアプリなので課金して使っています。
おすすめアプリ。
LINE
LINEアプリではiPhoneの新着メッセージを受け取ったり、「OK」「はい」「いいえ」「あとで連絡します」「運転中です」「今どこ?」といった定型文や、デフォルトのスタンプ、音声メッセージなどを送信できます。
Apple Watch単体のモバイル通信では利用できません。
Facebook Messenger
スタンプや定型文は送れますが、音声認識によるテキスト入力には非対応です。
マイクボタンを押すと音声データを録音して送信できます。
ポケモンGO
タマゴを孵化させたり、ポケストップを回転させたりできます。ポケモンは捕まえられませんが、ポケモンが近くにいると振動して教えてくれます。
IFTTT
matagotch.hatenablog.com 「IFTTT」というアプリを使って、アップルウォッチから外部サービスをコントロールできます。
まとめ
Apple Watchを購入後、使い方・できることを色々試して、機能一覧をまとめてみたところ、セルラー版Apple Watchで新しく追加された「モバイル通信機能」に対応したチャット・SNS系アプリは意外と少なく、やはりまだまだフィットネス・ヘルスケアやタスク管理用途が中心でした。モバイル通信に対応したアプリとしては、標準のメッセージアプリ、地図くらいが数少ない対応アプリ。今後サードパーティのアプリの使い方も追記していこうと思います。
単体での通信機能に期待して最初にApple Watch 3を新しく購入したときはガッカリしたんですが、今となって、スマートウォッチはフィットネス / ヘルスケア管理用に必須のアイテムとなっています。きっかけとなったのは、トム・ラス著の「座らない!: 成果を出し続ける人の健康習慣」を読んだことです。
日本語版のキャッチーなタイトルとは違い、原著のタイトルは「Eat Move Sleep」。オリジナルの書名が表す通り「食事・運動・健康は連動しているので、"これ1つだけやれば良い"的な健康法は嘘。体に良いことは全て、生活に取り入れなければならない」というのがこの本の骨子で、健康に関する話題を広範に扱っている、おすすめ書籍です。
1日にどれくらい運動すれば良いかということや、座りっぱなしでいることの弊害について取り扱っているページ等は、直接的に、Apple Watchの「アクティビティ」アプリを使う上で参考になると思います。
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