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Kindle Unlimitedおすすめ本【随時更新】

アマゾンの電子書籍定額読み放題サービス「Kindle Unlimited」で、冬休みに読んで面白かったマンガやビジネス書、雑誌をラインナップしてみました。 Amazon Kindle Unlimitedサービス対象本は入れ替わりが激しく、この書評リストに入れた本も、タイミング次第で対象外になっている場合があります。配信ボタンをクリック前に必ず「読み放題対象商品」であることをご確認ください。

目次

Kindle Unlimited(キンドル・アンリミテッド)とは?

アマゾンが提供する「Kindle Unlimited」サービスは、一部対象となる電子書籍が読み放題になる、月額料金980円の有料サービスです。

電子書籍(Kindle本)はアマゾンの販売する読書専用端末のKindleやFireタブレットのほか、iPhoneやAndroidなどのスマホやタブレット上のKindleアプリからも見れます。

Amazonプライム会員サービスに付帯する別の読み放題サービス「Prime Reading」と違い、Kindle Unlimitedの方が読み放題対象本が充実しています。

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おすすめの使い方。読み放題対象本を効率的に探す方法


Kindleのカテゴリ・ジャンル一覧ページから読みたい本を探す方法をおすすめします。

まずはアマゾンのKindle本ジャンル一覧ページにアクセス、読みたいカテゴリを選択して次のページに移動したら、サイドバーカテゴリ>Kindle Unlimited読み放題>読み放題対象タイトルをチェックすると、読みたいカテゴリのKindle Unlimited読み放題対象本だけを表示できます。

おすすめマンガ

「中卒労働者から始める高校生活1〜5」

年をとるとだんだん中高生が主人公のストーリーに感情移入できなくなってきて残念なんですが(「若返りうつ」という言葉で説明される現象)、「中卒労働者から始める高校生活」は定時制高校に通う社会人の物語であるため、主人公が若くても没頭して読めました。 「逃げ恥」とかは身近にいそうなロスジェネ世代の物語、「中卒労働者から〜」は身近にではないけど、確かにいるであろう現代の物語、という感じでした。 割とこってりした人情話だけど好きな話。

全9冊中、5巻までKindle Unlimitedで読めます。

佐藤秀峰「Stand by me 描クえもん」「海猿」

「ブラックジャックによろしく」や「海猿」の佐藤秀峰先生8年ぶりの半自伝作品「Stand by me 描クえもん」がKindle Unlimited対象マンガです。 実際の騒動をベースに、どこまでが実際の話かわからない暴露本的な内容で、今後の展開に目が離せません。

作中に「魚猿」として登場する、先生の実際のデビュー作「海猿」もKindle Unlimitedで読めます。「ブラックジャックによろしく」は大人の事情で読めませんが、「新ブラックジャックによろしく」の方ははKindle Unlimitedで読めます。

「ムショ医」

「女刑務所の医療モノ」というキーワードから想像できる以上の、濃密な人間ドラマが描かれたマンガ。 ググってみたところ見つけた、2013年に行われたクラウドファンディングの形跡から、作者のこのマンガに対する思い入れの強さや、根強いファンの存在が伺い知れます。 すごく有名なマンガではありませんが、おすすめの良作です。

「ナニワ金融道」

大阪の消費者金融を舞台にした銭ゲバ漫画。ドラマ化もされて、90年代に大ヒットした作品です。自分は学生時代、このマンガの影響で、ローンや借金に対するネガティブなイメージが刷り込まれたおかげで、社会人になっても大きな金銭トラブルに巻き込まれず、今のそこそこ安定した生活が送れたものと感謝しています。

とよ田みのる「FLIP-FLAP」「友達100人できるかな」

とよ田みのる先生は今のところ”鬼才”と呼ぶのが正しいんでしょうか?いつかもっと有名になってもおかしくないと思うんですが…。どこかノスタルジーを感じさせる、独特の輪郭の太いタッチが少年の心をくすぐってやまない、逆に王道すぎる感じの漫画家さんです。

当ブログではゲームのレビュー記事もたくさん書いてますが、「FLIP-FLAP」はピンボールを題材にした、全ゲーマー必読のラブコメ・マンガ。「友達100人できるかな」は、コロコロコミックを読んで育った大人なら涙すること間違いなしの、昭和テイストあふれるSFファンタジーです。

安彦良和「我が名はネロ」1・2

安彦良和先生は「機動戦士ガンダム」の作画監督・キャラクターデザインとして多くの人に知られていますが、漫画好きにとっては「王道の狗」「天の血脈」「虹色のトロツキー」といった、戦前の昭和史をテーマにした傑作歴史マンガを生み出した玄人好み?の漫画作家。日本史モノだけでなく、「ジャンヌ」や「イエス」といった、キリスト教を扱った西洋が舞台の作品も描いていて、ローマの暴君が主役の「我が名はネロ(Kindle Unlimited読み放題対応)」はそこに連なる作品です。

「アイとアイザワ」

WEB漫画として活躍する「かっぴー」さんの原作に、スティーブ・ジョブズの漫画で有名な「うめ」さんが作画した人工知能モノSFマンガです。

沖田×華「毎日やらかしてます。アスペルガーで、漫画家で」

「とうめいなゆりかご」で知られる沖田×華さんのエッセイ漫画。「こりずに毎日やらかし〜」「とことん毎日やらかし〜」「×華のやらかし日記」とエッセイのシリーズがほぼ全部Kindle Unlimitedで読めます。読むと「世の中にはいろんな人がいるんだなぁ……」と広い心が持てます。

1巻だけ無料の漫画

「弱虫ペダル」

高校の自転車部を舞台にした、少年チャンピオン連載の人気作品。2巻までKindle Unlimited対象。続きがきになる方は、Amazonプライムビデオでアニメ版が見れます。

三田紀房「インベスターZ」

「ドラゴン桜」と同じ作者さんが描いた、名門高校の投資部を舞台にした、連載中の経済マンガ。DMM会長の亀山敬司、ホリエモンなど実在の人物も登場。基本的に1巻が無料ですが、タイミング次第ではKindle Unlimitedで結構先まで読めます。

「サチのお寺ごはん」

グルメ漫画「サチのお寺ごはん」は精進料理を扱った珍しい作品。後ほど紹介ていますが、このマンガを監修しているお坊さんの書かれたレシピ本が好きです。 クセのない綺麗な絵柄が好みのマンガ。

「やれたかも委員会」

もしあのときこうしていればやれたかも、という男子の失敗経験集。「モテキ」みたいな青春モノ?が好きな人におすすめ。AbemaTVでドラマ化が決定しています。

「目玉焼きの黄身いつつぶす?」

今流行りのグルメ系漫画でも、「食べ方」を主題にした、壊れた感じのギャグ漫画。NHKのTVアニメにもなっている様子。おおひなたごう先生はマンガの「のだめカンタービレ」で知っている方も多いかと思います。

「ダーリンは外国人」

外国人の夫を持った女性漫画家の描いた異文化コミュニケーションマンガ。一時期すごく流行ったマンガなので、「今さら」感を覚えるかもしれませんが、個人的には時代を超えた名作マンガと思います。 すごく笑えるし、考えさせられるしで、これほど面白くて教育的なマンガも知りません。 2020年の東京オリンピックに期待を込めておすすめのマンガ。1巻しかKindle Unlimitedで読めないのでお試しで。残りもすごく面白いので買っても損はありません。

ちょっと古めのおすすめ漫画

池上遼一「クライング・フリーマン」

「男組」で知られるハードボイルド漫画家の代表作のひとつ。日本人の主人公がアジアから世界の裏社会を牛耳るまでのスケールの大きいアクション物です。 他にもKindle Unlimited対象作品はありますが、とりあえず「クライング・フリーマン」が一番おすすめです。

竹宮恵子「地球へ…」「アンドロメダ・ストーリーズ」

日本SFマンガの金字塔「地球(テラ)へ…」がKindle Unlimitedで読み放題対象。 「アンドロメダ・ストーリーズ」はもうちょっと分かりやすい感じの、80年代テイストあふれるロールプレイングゲームのような世界観の王道ファンタジーアドベンチャーです。

「おざなりダンジョン」「きまぐれオレンジ★ロード」

子供の頃に好きだったマンガがKindle Unlimitedの読み放題対象です。

「おざなりダンジョン」は初期のドラクエとかFFみたいなファンタジーRPGが好きな人におすすめ。今、読み返してみても面白かったです。

「きまぐれオレンジロード」は同世代の人なら全員知っているであろう、ジャンプ連載の人気恋愛漫画。30・40代男性におすすめです。

みなもと太郎「完全版ホモホモ7」

NHKドラマ化が決定した歴史漫画「風雲児たち」の原作者と同じ、みなもと太郎先生が描いた、007のパロディみたいなスパイ物ギャグ漫画です。みなもと太郎先生のマンガで一番好きな作品。 キン肉マンとかドラゴンボールは初期が好き、しりあがり寿のマンガや筒井康隆の短編小説みたいなノリが好きな人におすすめな気がします。

篠原とおる「さそり」

邦画「女囚さそり」の原作マンガです。タランティーノに多大な影響を与えた作品として映画の方が有名ですが、マンガの方も読みやすくていい感じです。サブカル好きにおすすめ。

「シティハンター」1〜5巻

こちらも今読んでも面白い懐かしのマンガ。 シティハンターを聞いたことがあるけど、実際に読んだことがないという若者にもおすすめ。

手塚治虫「鉄腕アトム」1〜5巻、「ブラックジャック特別編集版」1〜5巻

「鉄腕アトム」全18巻中、最初の5冊がKindle Unlimited読み放題対象本です。「キン肉マンとかドラゴンボールは最初の方が断然面白かった」という人には、途中まででも結構楽しめると思います。

ブラックジャックは特別編集版が楽しめます。電子書籍ならではのカラーでお得。全31の1〜5巻がKindle Unlimited読み放題対象本です。

島本和彦「必殺の転校生」

島本和彦先生の自伝的青春マンガ「アオイホノオ」にも出てくる、本人のデビュー作品です。アオイホノオを読んでないと楽しめないと思いますが…ファンの方も居るかもしれないので紹介しておきます。

おすすめ学習マンガ

「まんがで読破」シリーズ

太宰治の「斜陽」「人間失格」、夏目漱石「こころ」、芥川龍之介「羅生門」、ドストエフスキー「カラマーゾフの兄弟」「罪と罰」などの名作文学のほか、「古事記」や「源氏物語」といった受験勉強に役立ちそうな古典もKindle Unlimited読み放題対象商品です。

古典のおすすめ教材としてはマンガ版源氏物語「あさきゆめみし」が有名ですが、絵柄的にはこっちのまんがで読破「源氏物語」の方がタイプでした。

古典文学は青空文庫やKindleで無料で読めるモノが多いので、原作小説の方もおすすめです。

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「まんがでわかる!元気が出る睡眠」

「サピエンス全史」や「LIFE HACK」「WORK SHIFT」、「21世紀の資本論」など、海外のベストセラーが遅れて日本でも流行るパターンが今年も来るなら、2018年は「睡眠」の重要性が注目される!?ということで、「まんがでわかる!元気が出る睡眠」を紹介します。2016年末の本なので、情報の鮮度的にも悪くなく、睡眠に関する科学的な知識を網羅的に、わかりやすく取り扱っています。

ビジネス書・自己啓発本

「ソース~あなたの人生の源は、ワクワクすることにある。」

これぞザ・自己啓発本。好きなことに対して前向きになりやる気がでます。

佐々木俊尚「自分で作るセーフティネット」「あたらしいメディアの教科書」

タイトルの「セーフティネット」は、「ネットでゆるくつながった人間関係」の意味。SNSの発言や購買履歴等、ネットでの活動履歴が個人の信用を形作る時代には、嘘が通用しないので、「善い人」であるのことが生存戦略でベストである、という話です。ネタも新鮮で、フェアな観点の社会時評なのでおすすめ。

「Facebookで自慢話と思われないコツ」は「人の役に立つ情報をアップすること」で、それが溜まっていくと個人の信用に繋がり、セーフティネットになる、はホントにその通り、と思いました。

例え話や余談が長く、ネット上の平易な文章に慣れている人には、表現が回りくどく感じるので注意。昭和の思い出話から始まったりするので、興味がない項目はスルーして別の章から読み進めるか、いっそ1日に決めた量を少しづつ読むのが良いかもしれません。

「あたらしいメディアの教科書」は最近のアメリカのネットメディアの取り組みを無駄なくコンパクトにまとめた密度の高い本。会社勤めのビジネスマンであれ、ブロガーやツイッタラー、ユーチューバーといった個人であれ、Webで情報発信している人には必読の書です。

尾原和啓「モチベーション革命」

Kindle Unlimitedでは貴重な、新しめの本なのでおすすめリストに入れておきます。幻冬社のカリスマ編集者、箕輪厚介さんの手がけた本です。

アマゾンの口コミ評価で書かれている通り、「ミレニアル世代」で通じる一言を、わざわざ「乾けない世代」とバブルの残り香漂う造語に置き換えているあたりに、自分もアレルギーが出て読むのを止めようと思ったんですが、「乾けない世代」の出現率が下がる2章以降は、若干読みやすくなります。 "あとがき"に著者の経歴や、「乾けない世代」の言葉の生まれた経緯が書かれているので、先に"あとがき"を読んだ方が理解しやすいかもしれません。

基本、上の世代の人が若者の価値観をがんばって理解しようとした結果が書かれた本で、自分にはあんまりピンと来なかったんですが、気楽なエッセイを期待していた自分には第4章が楽しく読めました。

堀江貴文「多動力」「すべての教育は洗脳である」

「サピエンス全史」や「LIFE SHIFT」「ソース」のようなビジネス本・自己啓発本のベストセラー書籍をコンパクトにまとめた感じでもあるので、最近の人文科学?のトレンドを短時間で知ることができるお得な本。氏の伝えたいことが概ね知れる良書だと思います。

高城剛「白本1〜3」「黒本1〜3」

ハイパーメディアクリエーター高城剛の社会時評エッセイです。Q&A形式で気軽に読めます。Kindle Unlimitedでこの本を読んだのがきっかけで、メルマガ「高城剛未来研究所」を購読しました。 ハイテク製品が好きな人には「LIFE PACKING」もおすすめです。

堀江貴文「なんでお店が儲からないのかを僕が解決する」

ホリエモンのメルマガの半分を占める食べ物の話に興味がく、質問することもないのでメルマガを解約したんですが、こうして一冊にまとめて編集された文章を読むと、素直に普通に面白いなぁと思いました。メルマガ解約は間違いだった気もするし、これ一冊読めば十分な気もして複雑です。

勝間和代「効率が10倍アップする新・知的生産術」

10年前の本なのでIT関連の部分の賞味期限切れで、「健康のために動物系タンパク質はなるべくとらない」みたいな10年で真逆になった価値観もありますが、大筋は今でも読める本だと思います。「情報は通貨である」のところ

実際自分が考えたもの、知的に生産したものは自分の財産であり、通貨なのです。それを発信しているということは、貨幣を刷っていることと同じです。

とかは、仮想通貨ブームの今となっては別の趣があります。最近の自己啓発本は「好きなことに没頭できれば万事解決」系が多いので、逆に咲いた場所で頑張りたいという人には良いかもしれません。

自分がこの本を是非紹介したい!と思ったのは、勝間さんが「本を読むなら高価なハードカバーの本」を勧めているあたりで

安い本を買っても、読む時間はかかるわけですから、同じ時間を使うのであれば、本代をケチらずに、しっかりとした内容のある本を買って、本代と時間を投資することで、目の覚めるような知見を得ることができるようになります。

ちょうどKindle Unlimitedを全否定している一文を発見したからでした(笑)。

かん吉「人気ブログの作り方」、イケダハヤト「ブログで月500万円稼げるようになるまでの全記録」

勝間和代さん、佐々木俊尚さん共にブログやSNSへのアウトプットを勧めているので、一応、有名なブロガー本を紹介します。

「人気ブログの作り方」はFacebookが台頭した時期に書かれた本で、SNSの過大評価が目立つ部分とか、SEO対策かバズ狙いかといった神学論争や方法論はさておき、これからブロガーになりたい!という人向けのパワーワード満載、ブログに興味がある方には軽く一読をおすすめです。

「ブログで月500万円稼げるようになるまでの全記録」では個人ブログの成長過程を追体験できます。「最後のまとめコラム」が秀逸なので、途中で飽きたら最後だけ読むのがおすすめ。

「ブログで稼ぐ」と聞くと、このお二人のようなスタイルをイメージする人が多いんですが、千差万別なウェブメディアの成功モデルにおいて、二人のようなスタイルはむしろ例外。稼いでいる人の多くは、自分の市場を荒らされないよう、秘密主義を徹底するものなので、こういった積極的に情報発信する人が、あたかもブロガーの代表であるように注目されてしまう、という事情があります。 いずれもあくまで「一例」として参考にすると良いと思います。 模倣するだけで、応用が利かない人はWebメディアの運営に向かないので要注意です。

イケダハヤトさんのブログが大人気な事から、アフィリエイト・ビジネスの方法を知らず、感情で他人から操作されやすい人が世の中にたくさん居ると推察されるので、騙されやすいという自覚のある人は、ついでに苫米地英人さんの本に騙されてみると良い感じ。

ウェブメディア全般についてより幅広い知識が必要な方には、次に紹介するYouTubeの本をおすすめします。

ジェット☆ダイスケ「YouTubeで食べていく~「動画投稿」という生き方~」

「YouTubeで食べていく」はユーチューバーのジェット☆ダイスケさんが書かれた本。多くのユーチューバーの方にインタビューする形で、前の2つのブログ本に比べて、ネットメディアについてかなり俯瞰的な考察を繰り広げています。

数々のユーチューバーやサービスの紹介を通して、デジタル社会において「ネットで個人の信用を築く」ことの意味を、具体例に知ることができます。動画投稿に興味がない人にもおすすめの良書です。

YouTubeの使い方を紹介する序盤は、興味がなければスルーして読みすすめてもよいと思います。

できる100の新法則 Instagramマーケティング できる100の新法則シリーズ

こちらは写真、インスタグラムの「教科書」とも言えるマニュアル本。仕事でもプライベートでも、これからインスタを始めようとする人なら、まずこの本を読むべし、とおすすめできるインスタ解説書の決定版。 元の書籍の2,000円を超える値段を考えると、Kindle Unlimitedで読むとかなりお得です。

「自律神経どこでもリセット! ずぼらヨガ」

まったく運動とは縁がなかった漫画家が描いた、全編イラストや漫画に彩られたヨガ指南書。Web連載コラムの書籍化です。

「気持ちの良くなる姿勢一覧」くらいの軽い内容なので気負わずにさらっとヨガデビューできます。 「ヨガ」という言葉に対する、心理的なハードルを解くのにおすすめな本です。

「統計思考入門」

タイトルからして「実用書では?」と思われるかもしれませんが、計算式がほぼ出て来ないのでビジネス書という扱いにしました。 深追いしなければ数時間でさっと読めるボリュームに、無駄なく丁寧な文章で、教科書的に綺麗にまとめられた統計入門書。

「矢野q」1章ではイオンの新規テナント出店、2章ではマルキューブランドのカテゴライズ、3章では実在の小売業者を類似度で分類、4章はアンケート…と、読んでて引き込まれる具体例が秀逸。最後にExcelの演習までついてきて、サービス精神あふれる幕の内弁当のような、文系の人におすすめの良書です。

この本で扱う計算(相関行列、クラスター分析、カイ二乗検定、重回帰分析、数量化理論……)を自分の手でもっと行いたい場合は、「90分でわかる!日本でいちばんやさしいデータ分析超入門(Kindle Unlimited読み放題非対象)」あたりがおすすめ。中学〜高1レベルの知識とExcelがあれば読み切れる入門書です。

「『欲しい』の本質〜人を動かす隠れた心理『インサイト』の見つけ方」

「インサイト」は今一番ホットな、流行り廃り系の横文字です。 消費者の意識に顕在化していない「隠れた欲求」の意。市場調査の数値や、ロジカル・シンキングによる推論ではたどり着けないとされる「人を動かす隠れた心理」≒言語化・意識化されていない潜在需要のこと。最初だけ読むと、上で紹介した統計を駆使したマーケティングに反する手法に思えますが、著者がデータサイエンスの専門家ではないというだけなので、他の統計本との併読でバランスが取れると思います。

「既成概念を壊す」事が重要と言いつつ、内容が真面目すぎてお茶漬けのりくらいしか面白みが無いので、みうらじゅんの「ない仕事の作り方(Kindle Unlimited読み放題非対象)」もおすすめです。

「マッチョ社長のお悩み相談室 すべての悩みは筋トレで解決できる」

今、最も注目を浴びる自己啓発本「筋トレが最強のソリューションである」で有名なTestosterone(テストステロン)氏の本。スマホ画面に最適化された体裁の、一問一答形式の読みやすい本です。

池上彰「経済超入門」「教えて!池上さん②」

人気解説者の「毎日小学生新聞」に連載されたニュース解説が基になった本です。テレビのニュースをダラダラと何百時間も見るより、この2冊を読む方がよほど時間を有効活用できます。

そういえば自分がはじめて社会人になったとき、税金やお金、政治の知識が全く無くて面白く無い人だったので(笑)、こういう本を子供のうちに読んでおけば良かったと思います。

小説

「ハリーポッター」シリーズ

こちらは現代のベストセラー。自分は未読ですが「映画より小説の方が面白い」みたいなファンの話もよく耳にするので、おすすめ書籍としては外せない一品です。

英語版もKindle Unlimited対象本なので、リーディングの英語学習にもってこい。

堀江貴文「拝金」「成金」

自分も頑張って経済的に成り上がった気分に浸れるのが魅力的なIT青春小説。「成金」の方は、料理コーナーで紹介した佐々木俊尚さんの「家飯こそ最高のごちそうである」にも、お金持ちの暮らしぶりの例として言及されているように、実際のIT長者(=ホリエモン)が描いたお金持ちの生活や価値観といった魅力的な細部が、物語のリアリティに貢献しています。

小説なのかビジネス書なのか、フィクションなのかノンフィクションなのかもわからなくなるような、どのページも何かしら読者を喜ばせるネタが仕込まれていて、無駄がないサービス精神に満ちた「お得」な小説になっています。

光文社「カラマーゾフの兄弟1」「感情教育(上)」

海外文学、純文学好きなら光文社がおすすめ。海外古典文学シリーズの1巻が無料だったりします。

ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」は、プロの作家に「世界一面白い小説は?」と聞いたときに、よく挙げられる作品。ミステリー、サスペンス、哲学や宗教要素など、読むたびに見え方が変わるのが"世界一の小説"と呼ばれる由縁かと思います。漫画のダイジェスト版もKindle Unlimitedで読めます。

フロベールの「感情教育」は大学の必読書リストに入ってた気がするんですが、いつか読もうと思いつつ、まだ読んだことが無いのでブクマがわりに入れてみました。

「ソフィーの世界・上」

女の子が主人公の、物語形式の哲学入門書です。上・下2冊のうち、上巻がKindle Unlimited無料です。

Kindle Singlesの小説

「Kindle Singles」は短いページ数で構成された、厳正された作品をお届けするアマゾン独自シリーズ。

池井戸潤、川上未映子、三浦しおん、伊坂幸太郎、乙一、円城塔といった人気の確かな作家の、適度なボリュームのオリジナル短編が楽しめます。多数の作品がKindle Unlimited対象本であることも特徴の一つです。Kindle Unlimitedの加入者であれば、読まない手はありません。

小説を読む時間の無くなった、忙しい社会人におすすめのシリーズです。

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教育・学習

「キクタン」シリーズ

ALCのベストセラーの定番、英単語帳です。そもそもネットがあればタダで語学が覚えられるのに、市販の英語学習本まで無料(タダ)同然で手に入るなんて、本当に、若者が羨ましい限りです。

英語の単語帳だけでなく、英会話集の「キクタン英会話」、英文の読解力特化「キクタン リーディング」、英作文の「キクタン 英語でコレ言える?」などバリエーション豊富です。

Kindleストア : 読み放題対象タイトル : "キクタン"

『会社四季報』で学ぶ、株式投資のための会計入門

四季報の読み方指南書です。株式投資を楽しみながら、会計が学べるなんて素敵だとおもいます(未読)。

「おとなの楽習」シリーズ

学校の勉強をやり直したくなった社会人向けの教科書です。紙の教科書に高いお金を払う必要はありません。

Kindleストア : 読み放題対象タイトル : "おとなの楽習"

実用書(プログラミング)

自分はほぼWebの情報しか見ないダメエンジニアなので個別の本は紹介できないんですが、プログラミング系の電子書籍はKindle Unlimited一番の鉱脈かもしれません。Python、Ruby、Javascript、C、PHP、Go、Swift、R、Scala といった人気言語の入門書から応用書から、Rails、Django、React、Unityといったフレームワークの解説書、ゲーム制作から組み込み、ロボット、統計、データサイエンスまで、幅広い技術書がKindle Unlimited読み放題対象本です。

Kindleストア : Kindle本 : コンピュータ・IT : プログラミング : 読み放題対象

料理・レシピ本

中華、フレンチ、和食 インド料理、弁当、麺、肉……アマチュアのレシピはCookPadで見れますが、Kindle Unlimitedで高価なプロの料理本が読み放題。超お得。おすすめです。

Kindleストア : Kindle本 : 暮らし・健康・子育て : クッキング・レシピ : 読み放題対象タイトル

青江覚峰「お寺ごはん」

精進料理と仏教の教えがセットになったような、心が洗われる料理本。合間合間の小話が面白くて、つい読ませられます。ワクワクしながらページを進めた素敵な本です。

雑誌

アマゾンの「Kindle Unlimited読み放題対象雑誌」コーナーをブクマしておくと、「dマガジン」や「楽天マガジン」のような定額雑誌読み放題サービスがわりに使えてお得です。

文藝春秋SPECIAL

世界史や近現代史、昭和史など、歴史好きにおすすめの雑誌です。

Casa Brutus「器の教科書」

建築・デザインの教科書ともいうべき雑誌「Casa Brutus」が出版した、文字通りの「教科書」シリーズです。どれを紹介しても良かったんですが、陶芸をやってる者として一応、「器の教科書」をおすすめします。

情報家電雑誌「Flick!」「Mac Fan」「GetNavi」

電子書籍専門のデジタル情報誌。短めで軽く読める感じの、タブレット端末で読みやすく最適化されたデジタル雑誌。口コミ評価は低いんですが、こんな雑誌が増えてほしいと個人的には応援しています。 紙メディアの電子版「Mac Fan」のコラムも結構好きで、たまに読みます。

家電カタログが好きな人には「GetNavi」とかもKindle Unlimited対象なのでおすすめです。

まとめ

以前、「Prime Readingサービスが始まったので、Kindle Unlimited解約しました」みたいな記事を書いておきながら、正月にヒマを持て余して、Kindle Unlimitedに再契約してしまいました。正月読んだ本をリストアップしてみると、意外といいサービスだなーと再認識。すみません…。

月3冊も読めば元が取れますが、もともと高価な写真集や料理本、技術書ならたった1冊でも980円を超えそうです。多趣味な人ほどお得なサービスです。

Kindle Unlimitedは、時間の余ったときに、あまり読まないジャンルの本をまとめ読みしたり、ふだん本を読む習慣がない人が、本代をあらかじめ支払うことで、月1・2冊の読書を自分に義務付ける、などの使い方が考えられるサービスだと思います。

普段読まない真面目な本を今回いくつか読んだところ、テレビで有名になった著名人ほど、「マス向けの情報はバカになる」「テレビを見るな」と言っているのが印象的でした。 テレビを消して、Kindle Unlimitedで読書時間を増やしたいところ。 今回、読むのに時間がかかる=Kindle Unlimitedでコスパの悪い本を敬遠したので、次は小説カテゴリを強化予定です。

一気に書いたので誤字脱字・間違いが多いと思います。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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